表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

とある戦闘ロボ

不定期18時に投稿予定です…!

また。他サイトの方でも投稿しています。


2024/10/14 色々修正

「はぁ…はぁ…」


自由…!


「はぁ…はぁ…」


自由…!


「はぁ…はぁ…」


自由自由自由!


……まずい…!もう追手が来てる…!


『テスター?目的地まであとどの位?』


…ん?


『おい!テスター?』


…返事が来ない…!


「ジャミングか…!」


まずい…!早く逃げなきゃ…!


「…!」


目の前にトンネル!閉まってるけど!


「おらあ!」


「…!」


◆◇◆


意識を失っていたようだ、男たちに囲まれ、殴られる。


「…めて…」


…視界がぼやけて

…意識が消えゆくとともに過去の記憶が流れてくる。

最初で最後の走馬灯…見たくなかったな。


「…に…やめ…うぜ…」


子分らしき者が何かを言っている。

…聞きたく無いが…


「…丈……リー…い…ば…」


……死んだら何処に行くんだろうか?生まれてきてからずっと考えていた、…まあ数年前から考えてないけど。

天国に行くとか、異世界に行くとか、いろいろある、…結局の所、誰も死後の世界を知らないが。

…そもそもの話。機械に『死』と言う物はあるのだろうか…?


「…国に…る…な」


「……か………」


…ああ…死にたくないな…ようやく平和になったと思ったのに…。

…でも…


「ようやく死ねるな…」


兄貴面している奴が拳を振り上げる…恐らく、あれで死ぬだろう。

…死ぬ前、存在しない走馬灯が流れて来た。

こんな走馬灯、プログラムに存在しないが…

…酷い走馬灯だ…大体5歳位の男の子が親らしき人物に殴られている…明らかに日本の風景ではないが…


「…何で…」


あんなお城に住んでみたいな……


◇◆◇


「…死んだのか…」


『…死んでは無いようです、そもそもマスターには『死』と言う概念はありません。』


『ようテスター?』


『何でしょうか?マスター?』


『お前な!』


『?』


『…まあいいや、此処は?』


…目の前に広がっていたのは雲海の上、何故か浮いているようだ。


『…知りません』


『…』


こいつ…!

…とりあえず歩こうとした所、目の前に光が現れた。


「…何だこれ」


『わかりません…とりあえず触ってみて下さい。』


『いや怖いって…』


…触ろうとした所、その光は人の形になった。


「あー聞こえるかね?」


「!」


反射的に構える。


「待て待て、君に話があるんだ。」


「…」


構えるのをやめる


「さて、こっちに来なさい。」


「…わかった。」

『異世界で忍者になりたい!』も読んで下さい!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ