表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リグレット  作者: 立花 
5/5

彼氏彼女




その後、SNSでの関係は朝の挨拶だったり、寝る前だったりと単調なものばかりだった。




自分でも特に気にも留めていなかったが、ある日の彼女の投稿に目がついた。

どうやら健康公園のようなところで遊んでいるようで写真も上がっていた。




・・・・?彼氏か?

と思うような投稿に少し心がもやもやした。

彼氏がいるのに一緒に野球行きましょうって言ってたのか?

と少し貞操観念を疑ってしまう





彼氏、彼女




自分にとってはこの手の話はあまり得意ではなくて、誰かを猛烈に「好き」になる。

という経験はしてこなかった。



それなりに好きという感情は理解しているつもりでいたが付き合うとか基準がよくわからない。

「付き合ってください」なんて言ったことはないが、自分的には彼女と思っていた女の子はいた。

だけど向こうはそうではなかったようで、結局自分は都合のいい男なんだと思わされた時もあった。

その時の切なさも理解しているつもりだ。

だからこそ彼女の言動が理解できなかった。



誰かと付き合ってる時でも「好き」だという気持ちを口に出したことは一度もない。

ただ会ったり、遊んだりその延長線上に言葉はなくても「付き合う」だとか

「彼氏」「彼女」があるものだと思っていた。

いや、そう考えていた







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ