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会話
その後、特に大きな変化はなく彼女は大学生活を送っているようで、自分は自分で勉強にも励みつつバイトをし、球場で行われる試合に毎試合行っていた。
そうした日々が続き、夏が来る頃、ふと彼女のつぶやきに目が止まった。
はる 英語授業、先生が全部英語で話すから難しい…
と、彼女が何の専攻をしているのかも知らないが、久しぶりに話そうと思いメッセージを送った。
ジジ 大変やな。頑張ってな~
と
はる (´;ω;`)ウッ…
……あざとい。ふとそう感じてしまった。
女の子ってこんなんなのか?と思いついつい後先考えず返信を送った
ジジ あざとい…
送って少し経ってから返信がないこともあってか気になってきて少し罪悪感まででてきた。
うーん。と考えつつあまり考えても仕方ない所詮ネット上関係だと自分に言い聞かせた。