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21.わたくしとマイロ5

最終話です。


その後の夜会で、わたくしはマイロの瞳の色であるダークグリーンのドレスにアクセサリーを贈ってもらったのでもちろんそれを喜んで着ましたし、マイロはわたくしの色(と言ってもブラウンで面白味も無いのですけれど)のタキシードで出席しました。

するとスティフ公爵令息様とティミ伯爵令息様がマイロの色を纏ったわたくしを見て、「独占欲がすごい」とやや引き気味でしたの。

ですから、お2人はそういうところですわ!!

婚約者の色を纏うのは愛されている証で、婚約者であればおかしくない話ですのに。


と思っていたところに

「愛されていていいわねシャルロッテ様」

「わたくしたちの婚約者もそれぐらい気が利けば良いのですけれど」

とハーシャー嬢とファイブラス嬢が口にしましたわ。


ほら!そういうところですわ!!



そして大々的に、第二王子殿下とノーブル嬢の婚約が発表され更には第二王子殿下が王太子となることが決まりました。

当たり前に第一王子殿下は文句を言ってらしたけれど、学園で第一王子殿下の愚行を知らぬものはおりませんし皆が皆「でしょうね」と思ったでしょう。


婚約に関しても、あれだけノーブル嬢を蔑ろにして違う女性を侍らせておいて何を今更とこれまた皆が皆思っていたことでしょう。

どうして何事も無かったかのように、元通りに戻れると思ってらっしゃるのか。そちらの方が不思議でなりませんわ。


そしてフラーク侯爵令息様もまた、グレイス嬢から婚約の解消を伝えられておりました。

グレイス嬢を見た瞬間から、蕩けるような笑顔をみせていたフラーク侯爵令息様ですがグレイス嬢から淡々と告げられる言葉と事実に口ごもっておられましたが全てにおいて事実で反論の余地も無いのですよね。

グレイス嬢は言いたいことを告げ、颯爽と去って行かれました。

グレイス嬢素敵!!かっこいいですわ!ご令嬢のファンが増えると思います!


そんな婚約者に捨てられた2人をご覧になったスティフ公爵令息様とティミ伯爵令息様が呆気に取られておりましたけれど、明日は我が身だったということにやっとお気づきになりました。

お優しい婚約者のお2人に感謝してもしきれないと、これからも思う機会は増えますでしょう。

2度目は無いと言うお2人に対して、「もちろん!もう懲りた・・・」と答えるポンコ・いえ!お2人。


ここでそう返しますか?

紳士教育やり直した方がよろしくてよ!

つい

「0点ですわね」

と口にしておりましたわ!

点数の札を持っていれば、即座に0点の札を上げていたと思いますの!

それぐらい酷いお答えでしたわ!

甘い言葉の一つ言えませんの?7歳の子供でももっと可愛らしく言ってくださるわ。


それなのに、なぜか例の女性の今後を憂いているお2人は阿呆ですの?

阿呆ですのよね!


それを聞いて、目が笑っていない淑女の笑みを張り付けたお2人は足早に去って行かれましたがそのお気持ちは痛いほどわかりますわ!!!

もう首が取れるほど頷きたいぐらいですもの!!

マイロが正解を教えてあげて、慌てて追いかけて行きましたが0点はマイナスになりましたわ。


疲れたマイロに抱きしめられながら、マイロはお2人の婚約を守ることはできましたけれどそれは女性側にとってはどうなのでしょうと思わなくもないですわねと考えてしまいました。

婚約を続けられたのですから、お2人は案外あんなダメなお2人を躾しなおしたいと思っていらっしゃるかもしれませんわねえ。

女性は逞しいですからね。案外喜んで尻に敷かれている未来は近いかもしれません。



わたくしの人生の幸運はマイロと出会えたことだと、心の底から思いますわ。



ずっとずっと末永く愛し合っていけたら、そして人生の最期にマイロとの人生がわたくしの『最高の宝物よ』と胸を張って言いたいですわ!


ロッティ視点これにて完結とさせていただきます。

いかがだったでしょうか?

皆様が思うロッティとは違っていたかもしれませんが、これが私の中で育ったロッティでした。

読んでくださった皆様ありがとうございました!

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