表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あの夏の恋心

作者: どぶネズミ


 部活の帰り道、蝉時雨が五月蠅くててたまらなかった。

砂で汚れたタオルで汗を拭き、重い足取りでその太い足を動かした。

田舎道に続く向日葵畑に、土の匂い、暑さで歪むアスファルト。

そんなところに僕はいる

「おせーよ」

君はバス停で汗を流し僕を待っていたが、僕はそんなこと望んでない。

このままここでバスを待ち、バスが来ると一緒に乗る。

それが日課だ、いつも通りの帰り道だ、でも、今日は違った。

君のうなじや頬から滴る汗に、胸の高鳴りを隠せない。

頼むから止まってくれ、このままだと僕は気が狂ってしまいそうなんだ。

いつもの帰り道なはずなのに、バスが来るのを望んでない僕がいる。







初投稿です。最近耳掃除をしすぎて、左耳から血が出ました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ