封印から目覚めたけど自分が誰かわかりません。とりあえずまた封印されないように慎ましく暮らしていきます。

奇跡的に封印から目覚める事が出来た主人公。
自分が何者なのか……
何故封印されていたのか……
何も覚えていなかった。
自分に出来る事は体が覚えており、封印されていた部屋からの脱出に成功する。
これからどうするか……どうにか狩ることが出来た獣の肉を焼きながら考えていた。
そこへアリアという女戦士が現れる。
アリアは食料を持たず、仲間も死んでしまい、自力で帰還するのは困難な状態だった。
主人公はアリアに肉を分け、代わりに情報を得る。
アリアを援護しながら街へ来た主人公は、真っ直ぐな心を持つアリアの行く末が心配になり、強く生きていけるようになるまで導いてやる事に決めた。
いつしかアリアは強く逞しく成長し、尊敬を集める人物になっていた。
役目を終えたと感じた主人公はその地を後にする。
アリアは主人公との別れ際に何を思うのか……。