第三話 うごめく装餓面接の殺考
第三話 お腹が空いたので学校に居残ることにした
つ…ん…………水音が滴る。
戦慄の箱びる、因果の溶岩が取りこぼされないように、沈んで水がゆっくりと荒廃している。
安泰の野望の世界が……異形の魔物が飛び出してきそうだ。
空太は殻がないように……腹が減っていた。
何故かに病気なのに……家から学校にいるのだから……
それでいて三喜の喜びについて語ろうと考えた。
三の喜び……
飯の喜び。
腹が空いたの喜び
寝るの喜び。
これを満たせば、空太は満足だった。
空太は全てを食べたいと願っていた。
でも自身の体は弱い弱すぎる脆弱すぎると悲観していた。
それでも、僕は夢を持つ、カフェのマスターになるんだ。
カフェのマスターになれば……美味しいコーヒーとか美味しいココアとか美味しいケーキとか美味しいパフェとか……美味しいナポリタンとか……美味しいハヤシライスとか……美味しいチキンライスが食べられる。
もちろん僕は体が弱いから無理だけどね。
………………なんだろう?
ざわざわする……なんだろう?
ここにはいないような……夢を諦めるなって言うこと?
【願いの渇望が呼び覚まされています。空太は何が好きですか?? 私はあなたの夢が好物です…】
ふ~~~ん 幻聴ってあるんだな…………ええええっと本当に聴こえているよ!?
『君は一体……?? 誰なんだよ!!』
【私はあなたの守護精霊です……名はありません……】
『本当に……?? 悪霊とかじゃないよね??』
【安心してください……私は夢の案内人です。星の、星の光を届けるためにやってきているとも言えますが……】
『星の光ね……ふ~んステキだね…』
でもこいつは本当に僕のために動いているんかな……??
【……………………敵です……空太……?? 聴いてますか?? 敵が来ました……携帯を開いてください。】
なんでだよ……電池もうない……あっれっ……まだあるな……なんでだろ??
『開いたよ……それで何をしたら良い?』
【敵を撃滅してください……】
『でも僕は難の力もないよ……』
【ならば聖なる星の力を授けましょう】
くううわぁああああああん………………☆!!!!!☆彡
クウタの周りに記憶の鉱物ができた。
そしてその鉱物が一つに抗えて、木の棒が薄いアイスの棒を大きくしたような……そんな薄板の木の棒が現れた。
『木の棒で……戦えと……??』
【…………はい、それは普通の木の棒ではないです】
そして廊下の奥のほうでは……死神のような白き仮面をつけた殺人鬼が少しずつ距離をつめていた……