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第一話 

第一話


 今日は携帯ゲーム【  RIAL  BATTLE  APPETITE 】が販売される日だ。


 最初使い道無いな~と思っていたが、まあいいかと思えた。


 そこまでゲームなんて好きじゃないや。


 だって家は貧乏だから。


 でもお父さんは大工さんで。


 いつも家にいるけど仕事だと性格が変わる。


 


 伝説の大工さんと仲間たちに信頼されている。


 伝説……? そこまでうちのお父さんは凄くない。


 しいて言えばご飯をいつも豪快に食べることが好きなことだ。


 そして若いころはビール業界に勤めていたらしい。


 でも今は大工の仕事をしている。


 いつも豪快に飯を食べていて。


 ご飯を食べていてでも体はムキムキのマッチョ体系で、筋肉ゴリラとも近所の噂で持ちきっちりだ。


 でもそれでも君は好きかいそういう父親……


 好きさお父さんは僕にいつも弁当を持たしてくれる。


 僕は体が弱いから……いつも母親が父親が作った弁当を持たしてくれるんだ。


 でもそれだとダメなんだ……


 だってうちの小学校と中学校と高校が一つになった兆浄学園は……給食星なんだ。


 だからうちでは弁当を持ってくる奴らは馬鹿にされるいじめを受ける。


 だからダメなんだ。ダメなんだ虐められる。嫌だいじめ反対。いじめ反対。


 

 いじめは人のすることじゃない。


 人害のする行為だ。


 夢を目指している。

 そんな人たちを潰す行為だ。










 ☆彡



 …………起きろ……起きろ。


  喰太……三都橋喰太みつばしくうた起きなさい!!!


  先生……はい起きました…………眠いです。もういいですか寝ても……


  ダメダ! 起きなさい。命令だ。起きろ三都橋喰太……君。起きないか?起きろよ、喰う太!!!!!!!!!



 

 


 

 


 懐いろ!!!!!!!


 起きろよ空太!!!!!!


 起きなさいくううううううううううたああああああああああああ!!!!!


 消えろよぶっ飛ばされんうちにな。


 消えろよてめえ。


 爆発しろ。


 許さねえぞ空太。


 空気みたいなやつ。



 でもそういう空太のことが俺は好きだな。


 そうだよなあいつ良い奴だから。


 いいやつ?


 そうかなあいつ悪い奴だぞ。


 でもあいつ良い人間だろ。


 空太君歌でも歌おっか~


 いいなそれ、俺も歌好きだし


 あれ空太君起きてるじゃん。寝てたはずなのに。


 そうだな起きてるな俺。


 でも僕は眠いんだ眠いんだだから寝かして寝お願い。


 良いよ寝ても。好きなだけお休み。


 ありがとう次の授業までには起こしてね水榎ちゃん。


 うん起こすね私は空太君のこと大好きだから。いつでも起こしてあげる。


 おやすみ……~~~~~~~?!☆


『待って!! 寝たらダメだよ!? だってだぅて………………』









 ●●●


















   ~あれっ夜だ。


  ここはどこだろう?


  どこにいるんだ僕は……


 ってここは空き教室の……ええと場所は……どこだろうここは?


 わからない。で、も一つだけわかることがある。


 何故かそこには手袋が二つ残されていた。


 靴下もある。厚着の服もある。


 帽子もある冬に着るような奴だ。


 なんだろう……?


 誰が用意したんだろ?





 外がなんだが騒がしいように感じた。感じるだけで音は聞こえない。


 でもなんだか……ざわざわする。するんだ。


 喉が渇いたな……水は……ある。あった!


 水筒が一つだけあったロッカーの中に残されていた。


 これ僕の水筒だけど……水が入っている中にかなりの量。

 

 あれっ? 確か昼の弁当食べたときに全部というか殆ど飲んでたのに……ちなみにお茶を入れてたから水は入れた覚えはない。


 なんでだろ? あれ? 覚えてない。


 そして僕はとりあえず水を飲む。


 美味いな。旨いよ……なんだろうこの水……凄く旨い。


 むちゃくちゃおいしいな。


 何度でも飲みたくなるな。


 もう一度飲んでみる。


 さらに飲む飲むんでしまう。


 もう一杯飲む。飲み込むのみこんでしまう。吐き出すほど飲んでしまった。












 あれ……渇きが消えた。消失が確認された。ような気がする。


≪消失を確認しました。渇き耐性を得た。≫


 謎の声が脳内に響き渡った。


 何だ今の声……?


 へんなこえがきこえた。


 何だ今の声? へんだよ今のはなんだろう?+?



 不思議に思うようだ。僕はいつも妄想ばかりしてるけど声まで聞こえたのは初めてだ。


 シルエットに映る謎の影が僕を呼んでいた。


 僕は外に無策に出てしまう。


 ただ冷蔵庫があったのでバリバリ君というアイスを出して食べ終わったけどアイスの棒を加えたまま出てしまった。


 それがまさかこんな結果になるとは夢にも思わなかった。のだ……


 とまあ僕の物語は始まったばかりだからもう少し生暖かい眼で見守って欲しい。


 ではさようならみなさんまた会う日まで。


 終わりちゃんちゃん……って終わってたまるかよおおおおおおおおおおおおおおおおぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううううううううううううオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 はぁぁはぁはぁはぁ……疲れたもう寝る。


 僕はそのまま廊下で寝てしまった。

 

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