プロローグ
初投稿作です。とりあえず大まかな設定です。
更新頻度は1日で1話を目標にやって行きます。
1日に数話更新もできればいいかなと思います。
よろしくお願いします。
「オギャー、オギャー」
とある部屋で、新たな生が誕生したのである。
「元気に生まれてよかった。可愛い私たちの子。」
子の母である女性は安堵した。
「イスリナァ!! 無事か! おぉ、この子が俺たちの子か!」
「陛下、少しは落ち着いてください!」
子供の鳴き声と共に、部屋の扉が勢いよく開き、大柄の男が飛び込んできた。
大柄の男と一緒に入ってきた少し痩せ細った男が冷静に注意していた。
大柄の男は陛下と呼ばれている。
そう。彼はこの国の王である。
武装国グランディア 現国王クロディス・ガングロッド
「あなた、生まれたわ。可愛い男の子よ。」
王の妻、つまり王妃である。
武装国グランディア 現王妃イスリナ・ガングロッド
国王と王妃の子供、未来の王様の誕生であった。
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武装国グランディア
国民のほとんどが何らの武芸を嗜んでおり様々な人種が混在する
武芸の国である。
そんな国に、国王と王妃の初めての子供が誕生したのであった。
国民は国王たちの子供の誕生を歓喜し、その日は昼夜問わず盛大に
宴が開かれた。
『グランディア万歳! 万歳!』
「国の皆も大喜びですな、私も嬉しい限るです。陛下」
「うむ。無事生まれて何よりだ」
国民の歓声と共にクロディスの側近であるアーメルが口元を緩め
ながら喜んでいた。
「陛下が扉を蹴り破った時はさすがに慌てましたがね。」
「仕方がなかろう! 初めての子なのだぞ。仕方がなかろう・・・・」
クロディスが扉を蹴り破った時に、冷静に注意していたのがアーメルである。
少し痩せ細っているが、実に優秀な家来で常に冷静に物事を判断し、武芸も
達者である。
「それで陛下、お名前はもう考えられてるのですよね?」
「うむ! すでに決めておる。」
クロディスは名前を子できたとわかった時から決めていた。
それを発表すべく、国民に語りかけた。
「グランディアの民よ! 聞いてくれ!」
『おぉ! クロディス様お話になられるぞ! 皆静かに!』
クロディスの国民からの信頼は厚い。
皆、クロディスを尊敬し、尊重している。ただ、クロディスがトップクラスに
強いというのもあるが、国民の為に常に行動し、この国に必要な存在と
認められている。そんなクロディスの言葉に宴をしていた者たちは皆会話を
やめ、静かにクロディスの言葉に耳を傾けた。
「我が子の名はウルディア!ウルディア・ガングロッドだ!」
『おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!』『ウルディア様!万歳!万歳!』
国民は皆、歓喜した。我が子が生まれたように泣いてる国民も多くいた。
それだけクロディスへの信頼が厚い。
こうして、ウルディア誕生の宴は歓声が止まることなく続いたのであった。