笑いの神様! 大歓迎?
笑いの神様! 大歓迎?
『布団がフットンダ!』
その瞬間どこかが爆発したような音がした。
出オチだー!
ていうか全くおもろないねん!
つーかあそこの家燃えてるよねえ!
まさか布団が本当に吹っ飛んだとか……そういうことになるのかな?
「あ、あれわしの家じゃ!」
ざまぁW
『熊に襲われ……クマったなあ。』
つまんね
ガオーッ!
「わあああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ちょ熊! 熊おるよ! 教室に!
「む? なんじゃ?……おぉ? ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ざまぁW
『虎に噛まれたらいタイガー!』
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
もう噛まれてるしW
『歯痛で吐いた』
「イタタタタタタッオエェーーーーーーーイタタタタタタタタッオエェーーーーーーーーーーー」
なんか笑えるW
「くっ、わしは笑いの神様じゃ……こんなことでは死なん!」
『死なんのは至難』
チーン
「あ、死んだ。」
「わしゃまだ死ねん! 童貞なんじゃ! まだやってないんじゃ!」
智和「童貞でもどうっていうことはないさ!」(キラーン☆
「おぬしうまいこと言いおるのう。どうじゃ、わしの弟子にならんか?」
「ヤダ」
「即答!?」
だれがお前の弟子になるか。
「ていうかあんたほんとにクラスメイトなわけ?」
「ああほんとうじゃ。」
「いやどう見ても80歳は超えてんだろ。」
「確かにそうじゃが……ほれ生徒手帳じゃ。」
僕は生徒手帳を乱暴に取ってそれを見る。
「ホントだ。」
やっぱここは普通の学校じゃないね。
「老人ホームはここじゃないよおじーちゃん。」
「だから違うわああああああああああああああああ! わしゃバリバリ高校2年生じゃ!」
「妄想乙」
「ゴルラアアアアアアアアアアアアアア!」
この人オモレ~
笑いの神って言うほどはあるね。
あっ! そうだ!
「ねえ和露田さん。ちょおっといいかな?」
「?」
「「は~いじゃあ和露田さん! 頑張ってください!」」
状況の説明をさせてもらう。
今僕達は、Aクラスの絶対に笑わないであろうと思われる無笑神、絶無笑明美という人を笑わせるべく、Bクラスである我々の教室にきていただいた。
「「さあーやってまいりました! 笑笑させYO!Zのお時間です!」」
ワーワーワー! どんどんどんどんどんどんどん! パフパフ!
「「司会進行は私、佐々木智和がやらせていただきます!」」
キャー智和さーん! 智和様~♡ 愛してる~ぅ♡
「「そして今回の挑戦者は! 和露田修造さんです!」」
…………
「えええええええええ!? 歓声はわしにはないのか?!」
「「それでは今回笑わせるターゲット! 絶無笑明美さんです!」」
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
「めっちゃ盛り上がっとる?! わしとの差は一体…?」
「「美人だからじゃない? やっぱじじいはモテないよ。」」
「うるさいわい!」
「「それでは早速いってみましょう!」」
「よしっ!」
「「準備はいいですか明美さん?」」
「ええ。」
「「それでは~スタートッ!」」
ババンッ!
「ふっふっふ…わしの究極の奥義で笑わんものはおらんわい。」
カッ!
「ゆくぞッ!」
ピカーーーーーーーーーーーーーーーッ!
「「おおっと和露田修造さんの髪の割合が少ない頭が光を放つ~」」
どっ! www! ハッハッハ! マジうけ~w
「うるさいわいっ!」
ピカーっ!
『究・極・奥・義――笑翔晶昇――絶笑完・龍雅!』
『上履きが降って来た! 「うわー!」バキッ!』
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!!!
「「おおっとこれは面白い! 絶無笑さんのほうはどうだあ!」」
「…………。」
「「あ~っと無表情! やはり無笑神の二つ名は本物だあ~。」」
「何! わしのギャグで笑わんかったのはおらんかったのに!」
「「和露田さん! 次のギャグをお願いします!」」
「むう、今のでMPを7777消費してしまったからのう~。次で決めなければわしは終わりじゃあ~。」
「「それでは和露田さん! どうぞ!」」
ドォー!
『究・極・奥・義――笑翔晶昇――絶笑完・鳳仙花!』
『爺や! 何をしておる!』
『自慰でございます!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あれ? わしのギャグスベっちゃった?」
サイテ~ 死ね 下がれ 消えろ! マジキモイ ハゲ!
か~えれ! か~えれ! か~えれ! か~えれ! か~えれ!
「「和露田さん…さすがに下ネタは…」」
『クスクスッ……ププ…ブフッ! アッハハハハハハ! ハハハハハハハハ!』
…………。
全員『えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!』
「絶無笑さんが……笑った…」
ワアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
「「今! ここが地球で最も盛り上がり! ここが最も揺れています!」」
「え?! え?! ……エェ!!!!」
「「おめでとうございます! 和露田さん!」」
「わ、わし笑わせられたのか?」
「「ええ! 素晴らしい笑いでしたよ!」」
「そ、そうか……わし、やったのか……うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
『わあああああああああああああああああああああ!』
会場がわく。
「「絶無笑明美さんを笑わせた和露田修造さんには、特典として『絶無笑明美さんとの交際OK券』が送られます!」」
「え! マジ!」
「「ええ! マジです!」」
「私あんなに面白いギャグ初めてだったわ~。和露田さんの事すっかり気に入っちゃった。」
「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 生きてて良かったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
下ネタがオチのドラマであった。
翌日の朝のホームルーム前にて
「おぬしは本当に良いやつじゃ! わしはどんなお礼をすればいいのか思いつかないわい!」
「いいですよお礼なんて。それよりオメデトウ!」
「あっひゃっひゃっひゃっひゃ! どーもどーも!」
ふー疲れた。
トイレ行こ。
教室を出て、僕はトイレに向かう。
「ん?」
僕は床にあるものが落ちていることに気づく。
「えええええええええええええええええええええええええええ!」
剣が落ちてるよ!
僕はとりあえず拾う。
かっこいい剣だなあ。
刃は陽炎のようにきらめいている。
漆黒の柄。鋭いそのデザインはまるで一匹の龍。
刃はまるで龍の牙。恐ろしいほどのオーラを纏っている。
「うわあ。こりゃあすげー。こんなすごそうな剣がどうしてここに?」
その時、
パアーーーーーーーーーーー!
剣がすごい光る!
「うわああ!」
「ん?」
僕はやられた目をゴシゴシこすって正面を見る。
煙があたりを包む。
剣は驚いて落としてしまったようだから、煙を払いながら探す。
煙を手で払いながら前に進んでいたら、手が柔らかい何かを掴んだ。
「ん?」
僕はそれを揉んでみる。
もみもみ
やんわらか~い
「キャッ!」
「!?」
なんぞ?!
煙が全て晴れる。
するとそこには、
「全裸の、女の子?!」
人が伝説の聖剣? 大歓迎!
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