第五話冒険者ギルドとあるぇ~?
やっとまともな会話が書けた・・・短いけど
相変わらず書く量が安定しないです。
来週はテストがあるのでお休みです
ギルド内
ザワッ
その日、王都コルトの冒険者ギルドはいつもよりピリピリした空気が満ちていた……
「おい、あれって……」
「ああ、きっとそうだろう」
動揺する彼らの視線の先には……一人の長身の男の姿があった。
彼の名はハンス・ウルリッヒ・ルーデル、
今この世界にいるSランク冒険者、5人の内の一人である。
彼はギルドカウンターに行って受付嬢に一つの紙を出した。
「ルーデル様ですね」
「……ん」
「はい、Sランク依頼、【未開発地域】でのキリムの10頭討伐完了ですね受理しました」
「……ん」
ザワッ
「あの存在自体が災厄とも呼ばれるキリムを一人で10頭かよ……」
「さすがSランク冒険者だぜ……」
そうした敬意のまなざしを受けながらルーデルは去って行った。
side≪シャオ≫
ホントどうにかならないかね~
俺はここ最近のこの状況をどうにかしたいと考えていた。
俺はたったさっき出てきた冒険者ギルドに背を向けて考えていた、
親には内緒で(まあどうせとっくに気が付いてるだろうけど)冒険者に登録していた。
しかし、親のせいで多額の金を持っていかなければならない事があったため、気が付いたらSランクなんて呼ばれるようになってしまった。
まあ一応偽名として昔の世界で最も人間離れしているルーデルという名前で通してみて、一応当時9歳だったために「さすがにこれではまずい」と感じてから、長身の男を幻惑魔法で魅せていたのだった。
(ちなにみ、どちらかというと冒険者ギルドは綺麗だけど薄暗く、いかにも冒険者……みたいな人がたくさんいる)
そして今回も、少し遠出をして「未開発地域」……人類では未だ解明できていない地域に行ってきたところだった。
まあ父さんと母さん曰く、単純にあそこを開拓するのは面倒くさいとやらで一度行ったきり一度も行ったことが無いらしいのだが……
まあさすがの俺も、第2層(両親公認【未開発地域】区分第5層)までしか行ったことがないのだが、まあそれはどうでもいい。
さっさと家に帰りたい。
そうして俺は今回の訓練を終えて家に帰って行った……
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シャオの家
「ただいま~」
「おう、お帰り」
家の門の前で待っていたリリイを連れて、家に帰ると父さんが木刀を振っていた。
そして、思い出したように笑顔で
「おい、シャオ学校に興味は無いか?」
と急に言いだした。
この王国には王立学園があり、随一の学力を誇る生徒に、その庶民でも手が届く値段でこの王国の7割近い子どもが通っているのだが……
「特に興味はないよ、特に学ぶこともないし」
「そうかそうか」
やはり父さんは笑顔で、
木刀を振ってきた
「あるぇ~?」
完全に油断した俺は、父さんによって意識を刈り取られた。
……忘れてた、学園の高等部は14歳から、そして今の俺の年齢は13歳、今の時期は3月、入学資格を俺は持って…い……た。
ガクリッ
・・・この回はシャオの強さと、次回からの事にかけた、あえて言うなら軟骨の部分です。
次回はもっと長くかけたらいいな~
2013/02/03一部設定を変更