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人類絶滅フラグは、すでに立っていた。


「すいません! 弁償します!」


 突然の破壊音に驚いた聖女が事情を知ると、慌てて頭を下げてきました。


 えーと、私が勝手にやって割ったんだけれども?


 聖女は悪くないので、いらないと伝えたのですが、聖女は譲りません。




「私が説明していないのがいけないんです。私に属性はありません。全属性持ちの、呪文省略の、魔力制限無しで魔法が使えます」


 ようするに、全属性チート。




 えええ。この世界はひとりひとつしか属性を持たないのに、全属性持ちの、しかも無制限!


(最大MPという括りが無くなり、いくらでも魔法が使える。私の土魔法もそれではあるけれども)


 しかも、違う属性同士が協力しないと使えない『協力魔法』も、ひとりで使えてしまう。


(お湯を作ったり、雨を降らせたり、マグマを噴出させたりできる)




 世界を滅ぼすことも出来そうな、そんなチートである。


 もちろん私でも地震を起こして国の機能を破壊するくらいは出来るが、聖女は人類を絶滅できるレベルである。


 異世界召喚って怖い。


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