第4話注意
-浅井視点-
「よし!確信を掴めたし今日の部活は陰黒くんには休んでもらって皆に注意しよう!」
そして授業が終わり部活の時間になり浅井は皆にバレないように陰黒の元に近づき今日の部活は休みように言った
「皆!ちょっと良いかな?」
浅井は部活が始まるちょっと前に部員全体に聞こえるように言った
「どうしたの?浅井さん」
男子や女子達がそう言う
「陰黒くんについてなんだけど、最近陰黒くんに何かあったらしいんだけど、分かる人居るかな?」
浅井はそう告げ、男子や女子達の表情を見る。心当たりがある人は目や表情に出るからだ
(あそこの男子達一瞬だけど、表情が変わったねあの人達か、正直に言ってくれた方が嬉しいんだけどな〜部活後問いかけよっか)
「ありがとう皆!ごめんね時間取っちゃって、さぁ今日も気合い入れて頑張っていこうよ!」
(いつも陰黒くんがしてくれるから分かんなかったけど、準備ってこんなに大変だったんだ、これは陰黒くんにありがとうって伝えなちゃだね。今日はジョグからラダー、ドリル、ハードルジャンプ、流し、体幹十分、最後に50m加速走準備が大変だね)
そう思った瞬間男子達が
「今日ク、陰黒居ねぇのか?」
「居ねぇみたいだなサボりか?」
今一瞬言い間違えたよね、癖になってるやっぱりあの人達か
「今日は陰黒くんは体調悪そうだったから私が休ませたんだよ!」
「あ、浅井さんそうなんだ~心配だね」
(ウソつきその顔心配してない顔だよね)
「あ〜きっつ今日はいつも以上にきついね」
「そうだね〜千歳今日はいつも以上にきつい」
浅井は友達と体幹をしながら言う
「そうそう、千歳〜?」
何かを聞きたそうに友達が言う
「ん~?どうしたの?」
「千歳って好きな人とか居んの?」
(え?好きな人?わ、私に好きな人なんか居ないよね?うん!居ない!)
「い、居ないよ〜」
「だよね〜千歳ってモテるのに好きな人居ないよね〜小学校の頃から」
「そうだね〜」
-男子視点-
「お、おい浅井さん好きな人居ないらしいぞ!これは俺達にもワンチャンあるかもな」
「そうだな、浅井さんは高嶺の花だがチャンスはある」
「そういえばさっきの浅井さんの何だったんだろうななんでクズのことなんか」
「さぁ?知らね。そういえばあのクズあと少しで不登校にできそうか?」
「いや、分かんねぇどれだけ殴ったり蹴ったりしても諦めず学校来てるんだよな」
「そろそろ刺すか?」
「いや、駄目だろ」
「大丈夫だろ、防犯カメラとかないとこに呼び出して後ろからフード被って刺せば完全犯罪だろ」
「お前天才かよ、良し!やるか」
そして部活が終わった
-浅井視点-
「ちょっと、良いかな?君達」
浅井はさっき怪しく思った男子達2人を呼び止める
「どうしたの?浅井さん」
「どうしたのかな?浅井さん」
「君達陰黒くんのことに関与してるよね?」
(まずは疑いをかける、正直に言ってくれるかな?)
「いや、分かんないね?なっ?」
「あぁ、分かんねぇ、ごめんね浅井さん」
(この人達平気で嘘をつくなんて、自分が悪いって思ってないんだ)
「そっか、ありがとう!ごめんね呼び止めちゃって」
怪しまれないように浅井は微笑み謝る
「う、うん大丈夫だよ」
「じゃあ、浅井さんまた明日」
-その夜の男子達のraikaのトーク-
「明日決行で良いか?」
「あ、そうする?」
「俺が刺すからお前が手紙送っといてくれ」
「おっけ〜明日の放課後呼び出すようにするから」
「クラスの奴らは流石に伝えたらだめだよな」
「流石に駄目だろw」
「そうだよなwじゃあまた明日な!」
「おっけ〜」
-翌日-
-陰黒視点-
(昨日浅井さんのおかげで放課後に殴られることはなかったな本当に浅井さんには感謝しかない)
俺は下駄箱を開けるとある手紙が入っていた
「ん?なんだこれ、放課後体育館裏に来い?」
(はぁ〜あいつらの仕業か行くだけ行くか)
ここで豆知識!陰黒、浅井の身長体重を公開!
浅井の身長は167cm!体重は......
陰黒の身長は164cm!体重は52kg!
陰黒の方が身長小さいんだよね〜