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不条識な狼の理43

♗43


 狼になって数少ない良いことは、山道や森での移動スピードがが人間と比にならないことである。

 それと、この聴力。嗅覚。森の中でも最初に川の匂いさえ嗅ぎつけてしまえば。あとは川に沿って登るだけでお目当ての滝には辿り着く。


 一時間ほど、四足で走り続け、汗もかいてきたし、お腹も空いてきたので、川に飛び込んで、魚を取って。そのまま生で食らう。

 いちいち火を入れないといけないとか、そんな面倒はなくて、川で涼みながら、目の前の魚を手づかみで食う。これぞファストフード。早い美味い。でも手も顔も血まみれになるから、川の近くにいるときに限る。



 この一年で、あたしは相当人間離れしてしまったと思う。見た目もそうだけど、中身がね。

 もちろん見た目に至っては、少し、鼻が高くなったような気がする。高くなったというか、鼻の穴が縦に伸びたというか。とにかく前から良かった嗅覚がさらに良くなった。

 耳も両耳頭に付いた。ついたってか移動したってか。人間の耳は完全に頭蓋骨に陥没して、獣毛で覆われてしまった。両手両足獣毛も爪もついてしまったので、ある意味見た目のバランスは良いのかもしれない。

 逆に人間の部分で残っているのが、顔半分と、左側の首と胸と左足は膝ぐらいまでは人間の皮膚で、お腹と腰とお尻あたりは取り敢えず人間。刺青だらけだけど。

 お尻まで侵食してたら、多分尻尾も生えたんだろう。無くて良かった。絶対邪魔になる。尻尾を隠すように服着てたら、常に暑いし痒いし、椅子座る時とか、困りそう。

 背中は自分であんまし見えないけど、右側はほぼ獣毛。左は人間。結論手足と耳はバランスよく狼になったけど、それ以外の左半身はほぼ人間である。まあ三分の二と言い過ぎだけど、五分の三は狼かな。



 この見た目も中身もだいぶ人間離れしたあたしを見てみんなどんな反応するんだろう。キアラには電話でちょっと伝えてあるから、大丈夫として。

 ってもみんないつも通りの気もするなぁ。歩にはもっと上手い彫師に入れてもらえとか、もっと墨増やそうとか言いそう。ヒカミは、ボンジロウ臭が増したとか言いそう。うわ地味に傷つく。

 ハクスイは……


『そそられる。』


 いやだ。絶対やだ。あいつなら言いかねん。いや言うわ。定期的に男でも女でも発散相手を与えないと、本当に何かされそう。一年前の一ヶ月監禁生活で初めてあいつのヤバさを知った。




 情報通りの滝というは、洞窟の前を流れていた。

 つまり、こちらから肉眼で滝の裏が洞窟になっているのは見えるけど、絶対に滝を突っ切らないと、中には入れないのだ。

 滝をさっと突っ切って、洞窟の中入ったけど。

 まあ暗いこと。何も見えない。先に進めない。光源がない。



 取り敢えず、また洞窟と滝を出て、あたしは火が付けれそうなものを、洞窟の中に入れ、火を起こすという行為に一時間はロスした。

 だって、滝くぐる度に濡れるんだよ!濡れないように、身体を傘代わりにして、火元を持ち込むって至難の技だよ。



 お手製即席松明を持って。洞窟を進む。

 この松明も、今思えば、一年前にヒカミが作ってたのを見よう見まねで作ったものだ。

 ヒカミは本当に凄い人で自慢の親友だった。

 あたしをかばって死んだ親友。

 その親友が、この奥にいるという。




 死んだ人は生き返らない。それは常識。

 たとえ死んだ人でも必要あれば生き返る。条理。




 この洞窟は、その佐竹の言うグリフォンの為だけにあるようだった。人が出入りした気配が一切ない。洞窟なのに、蝙蝠すらいない。ネズミはたまにいて、あとは主に蜘蛛がいるくらい。というか、ここが滝の裏の洞窟でよかった。蝙蝠が住む洞窟というのはだいたい凄まじく臭くて、ゴキブリみたいな虫が壁全面にいるという恐怖画なのだ。そのせいで何度雨宿りを諦めたことか。

 松明作って、洞窟には虫がいるとか、そんな知恵も持って普通にその洞窟を裸足で歩けるって、(街では足に布を巻いてる。)あたしも生命力強くなったよ本当に。



 そして、十五分も歩き進めばそこにあったのは行き止まりと石棺。というものだろう。あたしの目の前に現れたのは、石で出来た棺であった。

 直感でわかった。ここにヒカミはいる。

 松明を置き、石棺の蓋をすぐ開けた。



『ヒカミ……』



 泣いた。本当に、涙が溢れた。身体は布が被ってて見えないけど、そこにある顔は確かにヒカミのものだった。

 窮屈のはずの石棺も、この小さな体躯だと余裕で寝返りがうてるぐらいの幅が余っており。両腕をバンザイのように上げて、寝息を立てて寝ているのだ。結構気持ちよさそうに。


『って起きてよ!』


 あたしはヒカミの頭を揺らす。早く、話をしたくて堪らない。ヒカミの声が聞きたい。

 すると、ヒカミはあたしの手を掴んだ。


「ボンジロウ。あと五分。。。」


 そう言って、あたしの手を持ったまま、また寝るのだ。


 えっと。

 傷付いた。

 この手だけでも、もうボンジロウだと思われてしまうのか。

 あたしは思いっきり息を吸い込み大声で言った。


『起きろおおおおお謝れれれれれええええ今のは傷ついたよおおおおおお』

「のああああああああああああああああ」


 盛大に大声を出しながら、ヒカミは起き上がったのだ。




「なんだ。サクか。今さ、ボンジロウに怒鳴られる夢見てめっちゃビビったわ。あれ?ボンジロウ知らねえ?ってかここどこだ?」




 一年前の、あの日。

 ヒカミはあたしに何かを伝えようとしていた。

 あたしはそれを聞くことが出来ず。ヒカミは目を開けたまま、事切れていたのだ。

 わかってた。わかってた。死んだって。ここはやばい。早く逃げないと。でもあたしは何が何だか、分かんなくなって、突っ込もうとして、怒られて。

 離れ離れになって冷静に考えた時に。ヒカミのあの瞬間を思い出した時。どうして目を瞑らせてあげなかったんだろう?と何度も後悔した。

 でも。そんなのもう良いんだ。今ヒカミは、あたしの目の前で生きているのだ。




 あたしはヒカミを思いっきり抱きしめた。


「おいおい。突然どうしたんだよ。何だよ感動の再会かよ。ん?あっ。あれ?そうかえ?待って待って?おれ生きてたの?」

『あたしもよくわかんないんだけど、厳密には生き返ったになるみたいだけど。』

「そうだよな、おれ絶対死んだよな?だっておれたぶん左腕しか見えなかったから、確実に死んだなぁって。」




 左腕しか見えなかった。そう確かにそう。あの瞬間。頭部、首心臓左肺左腕だけを残して、ヒカミの体は吹っ飛んだのだ。じゃあ?今あたしが抱きしめてるこの身体は?

 心なしか、かゆいんだ。モケモケするってか。胸のあたり。あたしのにとって左側だから、ヒカミにとっての右に何かが付いているような。

 あたしは、あのクソ外道変態佐竹のイッツグリフォン!のシャフ度を思い出した。

 めっちゃ嫌な予感がする。




 あたしは抱きしめていた、ヒカミの身体を外し、ヒカミの身体を見ると。


「羽……だよなこれ。」


 ヒカミは自らの右胸を見て言う。

 そして、右手を見つめ、グーッパーしながら言う。


「んでこれは足だよな。鳥の。羽生えてない部分の、足のパーツがそのまま手についたって感じだよな。あれ鳥って三本爪だよな。よかった、指は五本のままで鳥足の特殊メイクみたいだな。これ。」


 そして、ヒカミは立ちあがると、かけられていた布が、落ちて、全裸が露わになったが。

 まあ諸事情により、全裸感が無い。ってかエロさが無いというか。女性らしさが無いというか。そもそも動物が衣服を着ていないことに、色気を感じないように。


「ふーん。この足はライオンか、尻尾もライオンだし。そうか、陰毛が獣毛に変わると突然エロが消失してエモになるな。おお。尻尾がわりかし自由に動くぞ。すげえ。」


 ヒカミは自らから生えた、ライオンの尻尾を得意げに動かす。

 とりあえず、あたしもなんていうのか、困ったもので。


『まあ、一応。グリフォンらしいよ。本質の鳥と理想のライオンの掛け合わせで。』

「あーなるほどね。グリフォンか。背中に空飛ぶようの翼が付いてないのは残念だが、この胸のあたりの羽とか、鳥だなこれ。そうか、乳首は哺乳類にしか存在しないから、おい見てくれ、右の乳首が消えたぞ。これはもし子供が生まれても左のおっぱいしかあげれないぞ。」


 ヒカミは相変わらず、自分の身体を調べまくっている。


「凄いぞ!アソコも毛で覆われてるぞ。自分で見れないから、ちょっと見てくれ。」

『やめてよ。なんであたしがそこまで見ないといけないの?ハクスイに頼んでよ!』

「え?やだよ。油断したら、何か挿れられそうだし。そういえばハクスイは?」


 ハクスイに何か挿れらそうに至っては残念ながら何もフォローできない。本当にやりそうだからあの人。


『まあ、いろいろあって、まだ見つかってなくて。というのも、ヒカミがああなったあの日から、もう一年が経ってるんだ。』

「そうか。一年か……ホウェ?」


 色々と、自分の身体を調べていたヒカミが、完全に動きを止めて、あたしを見た。目を丸くして。ここぞばかりの驚きで時が止まったかのように。


「えーっと。待って待って。一年?一週間の間違えじゃなくて?一年?どういうことだ?」

『どういう事って言われても。ただの事実だよ。本当に一年経ったの。』

「えーっと。確かにおれ長い夢を見ていた感じはするけど、一年も寝てたの?」

『そうなるんじゃない……かな?』




 とにかく。何から説明すべきなのか。

 まずは容姿。ヒカミの発言からわかるように。彼女は失った身体の部分は新しい身体が付けられていた。右側は肘から胸まで赤茶色い羽根で覆われ、肘から先が鳥足の鱗のような毛のない部分と爪で五本指の人間の手の形で作られている。

 下半身はライオンが二足歩行で立ち上がってる感じだ。尻尾は自由に動くみたいで、あたしと話してる間のヒカミはずっと面白がって尻尾を動かしている。

 実質人間の身体として残っているのは、頭部から首左胸から左手にかけてだ。つまり、あの日死んだ身体にそのまま、この新しい佐竹の悪趣味が付け足されてという感じ。




「うーん。佐竹の【異形】の趣味でおれはこんなことになったのか。折角、鳥とライオンでグリフォンとか言うなら飛べれば面白いのに。後からのオプションでも良いから背中に翼生えたりしねーのかな。」


 何がすごいって。前向きなのだこの人。結構マズイ見た目のはずなのに、全然気にしてない。まあ死んだと覚悟してたのが、生き返ったった状況なら何があろうと前向きなのも分からなくはないけど。少しも凹まないのはそれはそれで凄い。


「何かさ。この姿なら、裸で歩いても、問題なくね?ほら人間の肌が露出するとなんかエロいけど、ほとんど羽根と獣毛で覆われてるから、分類上は人間じゃなくて、動物的なあれじゃん?おれこのまま裸でも良いキャラじゃない?」

『うん。ヒカミが前々から性別を気にしないキャラなのは知ってるけど、一応生物学的には雌に分類されてるから、コンプラ的に隠すとこは隠して欲しいな。』


 ってか、片乳首は人間のものなんだから駄目だと思うんだけど。上裸って男だけじゃん。許されるの。


「あれって、隠すからそういうものとして認識されるのであって、おれが先陣切って服を着なければそれで成立しそうじゃないか?」


 ってか、なぜこの人は裸に拘るのだ?確かに暑がりだし、服を着て寝ても、寝相で服を脱ぐという技を披露するぐらいではあるけど。(全然どうでも良い話だけど、修学旅行でハクスイとヒカミの付き合ってる噂が再熱したのは、ヒカミのこの技のせいである。)


『じゃあわかったよ!裸で歩いてみなよ。ハクスイの前でその姿でいれる?』


 あたしがそういうと、ヒカミは何も言わず。石棺に落ちた布を破って、最低限の服を作り始めた。うぬ。聞き分けの良いことだ。そして、一年前、ハクスイはマジで何しやがった。




「おれは一年間寝ていて。サクもキアラさんと連絡ついたのは昨日の出来事。ハクスイと歩は未だに行方知れず。

 佐竹が言っていた妙な事。この世界に干渉するのは邪魔と導きと自らの趣味。うーん。」


 あたしは出来る限り、今までの事をヒカミに話した。しかし、シキと出会った事だけは話せなかった。


「佐竹の言い分は凄く分かるんだ。クリアさせる難易度を絶妙な部分で保つって確かに必要な役職だ。

 ただこの世界の条理と常識で考えた時にまだ納得いかないんだよなあ。この世界運営そのものに違和感があるような。

 だってさ。さっきサクは見世物小屋のキャッチのバイトして、お金もらって、そのお金でキアラに電話したって話してたじゃん。まずお金があるってのが変なんだ。お金があるって事は、繁栄してるだ。人類が。

 確かに簡単にクリアさせてはいけないよ。でもこの世界を繁栄させることには意味がないと思うんだ。魂に負荷を与えるのが目的なら、もっと怪物やトラップを蒔けば良いし。

 通貨が成立する程度に、人類を繁栄させるって。意図的にクリアを諦めさせて、この世界の繁栄を促してるとしか……」



 確かに。あたしには全く無い発想であった。言われてみればそうだ。文明が少しずつ進んで、宗教が成立して、各地区というか、国というか。その辺がいがみ合ってるのも、人類が嘗て歩んできた歴史をもう一度行っているような。


「あとさ。お金。通貨はなんだった?」

『何って、円だけど。』


「そこも変だろ。サクはほら、まああんまりこんな言い方したくないけど、フードスタンプ以外に買い物はもっぱら闇市で買ってたじゃないか。

 んでも、おれはほら親父の店の買い出しとか行くとき。正規の店での買い物は、電子マネーかドルで買ってたから。

 まあほら、更栄の大改革で円は崩壊した通貨だ。新生区でも闇市でしか使えない通貨じゃないか。

 なんで本来消えた通貨が堂々とこの世界で使われてるんだ?」


 全然気付かなかった。円って闇市でしか使えないんだった。樫山家では円が基準通貨になってけど、ちゃんと闇市じゃないところで日用品を買う人たちは、円は使う機会が少ない。


「だから、意図的にクリアさせないで、この世界を繁栄させいようとしている力が動いてる気がしてならないんだ。しかもその繁栄を望んだ側は、多分円を普段から使ってるやつなんだ。貧民層か、更栄の大改革の時のデフォルトにまだ賛成していない一派の連中か。」

『ねえヒカミ。なんでそんな発想できるの?』

「さあな。ずっと裏切られる夢を見ていたせいかな?何度も裏切られては死ぬ。殺される。どんなに信用していても最終的にはそいつに殺される。そんな夢。

 なんかそんな夢の寝起きのせいか、根本的にいろんなものを疑ってしまうんだ。

 勿論君の事はちゃんと信用してるよ。君は嘘をついたらすぐにわかりそうだからね。」


 ヒカミはすごく悲しいそうな顔をしていた。ただの夢。普通そうだと思う。怖い夢でも、夢は夢。あんなのは起きた直後は確かに嫌な気分になるけど、現実に起こったことではない。むしろ。夢で良かったですぐ終わる話だ。

 だから、その夢に対して、ヒカミがどうしてここまで悲しそうな眼をするのかが分からない。夢の話なのにさ。まるで現実に起こって体験したかのような。

 ヒカミ自身が過去に裏切られて殺されてきたような。




 あたしは一度。ヒカミを殺そうとしている。否、喰おうとしている。

 嫌なものを思い出してしまった。動きを止めようと、呼吸が止まる程に肺を圧迫して抑えつけて。泣きながら、えずくように咳き込んで、生きたまま食われるという途方も無いあの絶望的にな恐怖に染まった顔を。

 あたしはそれを見ても何も思わず。血って生温いなぁって思いながら普通に食おうと、


「サクどうした?なんか具合悪そうだぞ。」


 それを、咎めないヒカミはただの強い人で


『そんなこと無いよ。大丈夫。』

「そうか。その死神二場におれを生き返らせる時の話だが」


 そんなあたしを助けようとして、一度死んで。


「対価の件。」


 ヒカミが払った対価とあたしが払った対価は全然釣り合ってなくて。


「君の耳が増えて、手足が毛深くなってんのと猫背なのはおれの為に払った対価なのか?」


 全然釣り合ってないよ。


『あたし。またヒカミに助けられてる。』


 あたしの意味不明なぼやきに、ヒカミはポカンと口を開けて、尻尾を悲しそうに下げるのであった。


「ごめん。ちょっと意味わからない。」

『ごめん。あたしこそ。頭の中で考えてることそのまま言った。なんかあたしヒカミに助けられっぱなしだなぁって。ふと思ってさ。』

「そうか?そうでもねえと思うぞ。だって、君がそうやって対価を払ってくれたからおれはとりあえずは戻ってこれたんだろ。もしかしたら、これがまた二場の言う【条理】で期間限定ってオチも全否定できないけどさ。それは置いとくにして。

 なんか、羽根とか毛とか尻尾とか生えてるけど、おれは元気に生き返ったぜ。君のお陰だよ。ありがとな。」


 ヒカミはニッカリと笑いながら、嬉しい時のボンジロウのように尻尾を揺らしている。


「なんか。これおれ嘘つけないな。大抵のことは顔に出さないで冷静に対処出来る性格だとは思ってけど、尻尾には出るな。」


 猫のような毛に覆われた、尻尾の先にはボンボンのように毛の塊がついているので、大きく振れる度の動きで、ほんの少し風が吹いてくる。


「とにかく。おれはまたサクに会えて嬉しい!本当だ!尻尾は嘘つかねえ。」


 あたしはその姿を見て、久々に心から笑った。

 十五いや、十六歳か。大人でも子供でもない。あたしたちが過酷な状況で、【異形】となり。本来はそれだけでもう十分過ぎるほど絶望なのに、それをラッキーと捉えて笑ってる。ライオンと狼。猫と犬。あれ、本来猫と犬って仲悪い者同士じゃなかったっけ?まあ何でも良いや。厳密にはグリフォンと人狼だし。いやこの場合グリフォン人なのか。何だそれ?




 そして、再会を経て、物語は再開。またあたし達は先を目指す。最初の難関は




「嘘だろ。ここの入り口。滝なのかよ。」




 伝説の生き物と呼称されるグリフォンは、辛辣に顔を歪め。尻尾を引き擦りながら歩くのであった。


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