第6話
一行は遂に、空軍基地へと乗り込みました。
「俺のチ○コを見ろ!俺のチン○を見ろ!」
リンゴ太郎は半裸(露出部分は下半身)で突入しました。
「ぐわーっ、敵わん!」
空軍の鬼達は皆、短小包茎ついでに童貞の為、手も足も○ンコも出ませんでした。
「ってか全然空軍っぽくないよな・・・みんな地上にいるし」
「あっ、あれを見て下さい!」
頭上には戦闘機の影のようなものが沢山ありました。
「よっ、避けろーっ!」
ビチャビチャビチャ・・・見事に三人はカラスの糞だらけになりました。
「下ネタしか無いのかーっ!」
そして彼らは遂に、フィレバルドの下へと辿り着きます。
「よく来たな愚かな人間共」
人間はリンゴ太郎onlyでした。
「ぷっ。目が腐ってるのかね君は?それとも頭の方か?」
「(おのれ・・・)」
「私の名フィレバルドはfirebirdの意!」
フィレバルドは炎の力を解放しました。
「食らえ!『朱雀炎舞』!」
「くっ、すごい炎だ!」
「オイラに任せろ!」
ランディが前に出ました。
「オイラの名ランディはlandの意!」
「おおランディ、地の力を解放するのか!」
「食らえ!『玄武ハリケーン』!」
全く名前に関係無い技でした。
しかしランディが後ろ足で起こした砂嵐は、炎を見事に消しました。
「何っ!?」
「おらー!焼き鳥にしてくれるわー!」
しかし既に、フィレバルドの体は炎に包まれていました。
「これが本当の焼き鳥か・・・美味そうだ」
やはりリンゴ太郎の発想は、一般人の臨界点を軽く突破していました。
「ランディのことか―――!」
リンゴ太郎は覚醒しました。
「(毎回オイラの名前呼ばれるの・・・?)」」
「死ね人間!『ゴッドバード』!」
「ピピーッ!反則、反則だー!」
リンゴ太郎はすかさず止めに入りました。
「ポケモンの技を使っちゃイカンよ君・・・著作権侵害だよ」
「しまった!」
やはりボスキャラもアホでした。
「しっしかしそもそも作者がそんなもの気にせずに使ってるじゃないか!」
「問答無用!地獄がお前を呼んでるぜ!」
「(何だあの決め台詞・・・)」
「おのれ人間共め・・・!桃太郎様、どうかこやつらを皆殺しに!」
人間はリンゴ太郎onlyですが、フィレバルドは一刀両断されました。
「甘いぜ・・・ギャグものに強さなんてほとんど関係無いのさ」
「そして物覚え悪いぜ!これにて一件落着!」
何故かランディが締めました。
そして出番の無いガンツは、隅でイジけていました。
「(オラの存在意義って何だ・・・)」