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変化

処女作ってやつです。

これ読めるひとはすごいってぐらいの読みにくさ


次話あした以降に本気だす・・・といいな

これは近未来の物語







あれは中学の終わりの頃、男手ひとつで育ててくれた親父のことを考えてたかどうかはしらないが、

公立の高校に受け、そいつが受かった頃だ



「ひっきこっもり~ ひっきこっもり~ お~いえ~ごーご~・・・間違えた

お~いえ~すていすていひっきこっもり~  ででで!びゅうりほう!!」

受験という戦争が終わりをむかえ俺は平和つみゲーを満喫しながら、自作の歌をうたう


・・・音程がとれないだと!!・・・自分でつくったのに!?


「なにやってるんだよ・・・」


親父登場


「いや違うんだよ!俺音痴じゃないんだよ・・・曲が悪い!!だから得意なガンダm「ばかか・・・雪通ゆきみち


怒られてしまった・・・


怒ったのは親父、ちなみに雪通っていうのは俺の名前 ”上川 雪通” そいつが俺だ、なんでも俺が

産まれた時に雪が降ってたらしいよ


「そもそもひきこもるって・・・」親らしい心配だな・・・だが!!


「大丈夫だって、中学卒業までだから、そして高校生になったら最高のリア充ライフが俺をまっているのさ!!まず彼女ができて・・・」うん!完璧な計画だ!!


「でっ?」あれっ!?目が怖いよ・・・

確かに根拠なんてものはないけどさ・・・たぶん大丈夫さ!!

そこですっと時計をだされた、うん5時だ・・・朝の・・・ゲームってすげぇ!?


「ひきこもるぅとかさぁ・・・なんかテンション下がる言葉を”朝の5時”に”息子”から聞いてそれで起こされたらそりゃあ・・・」

しまった!?親父、朝弱かったっけ・・・


目が覚めてきたらしい親父の説教がはじまり一時間がたつ・・・


プレイ時間が無駄に増えていく・・・


「まあいいや今日はこれぐらいにしておこう」


はやくセーブしなきゃッ!?


「洗ってた事件に片がつきそうでな」なるほど、親父は警察官だ。

なんか面倒な事件が片付きそうなら機嫌もよくなるのだろう、たぶん


そうこうしている間にセーブもして、時間もたっていたので、適当に朝食をすましたのだが・・・


「帰りになんかおいしいカレーパンでも買ってくる・・・」そう言って親父は仕事にいった。


「料理の練習しよ・・・」朝食は悲惨だった・・・

たまごが・・・強い


もう何度目かわからない決意をして俺も学校にいき、いつものように友人と話し、いつものように、家路にについた。


今日はこれが俺の日常だっていえる日だったのに











その日の夜に親父の部下を名乗るひとが家に訪れ、


「きみの父さんが亡くなった・・・」


そう告げた


日常は崩れた・・・






そして2,3日がたち、悲しみもいえないまま現実的な問題が俺にふりかかった


”身の振り方”


自分の人生なんて考えるのはもっと後だと思っていた


だから正直何をしたらいいのかまったくわからなかった


このままひとりで暮らしていくのか、物語にでてくるような”都合のいい”やさしい親戚かなんかのところにいくのか、そんなふたつの可能性が頭の中をループする・・・


”自分はいったいなにをしたいのか”


そんなことはいくら考えてもわからずじまいだったが、迷ったすえに俺は、


「俺はひとりで生きていく」と葬式にきていた”都合のいい”かどうかすら知らない親戚たちに言った。


ふたつの可能性のうちの前者を選んだのは”ひとりぐらしをしてみたかった”というただの理想のようなものだった・・・俺は現実を現実視できず理想論を語っただけのそんなただのクソガキだ・・・


そうなると次にお金の問題が・・・あったのだが俺の日常はいまだに崩れ続けていたようだ






”三世代あそんで暮らせるくらいの大金”が振り込まれた

出所のわからないそれは確かに俺宛であるということ以外はなにもわからず、

残ったのは自分が大金持ちであるという事実だけだった


その事実は俺を変えた


「意味がわかんねぇよ・・・」ひとつの問題が解決し、安心はしたがそのかわりに疑問と・・・


ドンッ・・・


違う問題を残していった・・・


俺は誘拐されてた





気が付いたら目隠し、口にタオルに手足拘束のフルセット・・・


唯一できたのは聞くこと


金、金、金えぇぇぇぇ


(こんなことして得た汚いお金に価値なんてないとおもうんだけどなあ、警察との壮絶な戦いとか・・・誘拐されちゃう?とかそんなもんだろ)とかクールキャラっぽい分析したけど・・・


怖ぇぇぇぇよ!!

拘束ってなに!?誘拐ってなに!?お金ってなに!?俺の人生ってなに?・・・


答えなんてでるもんじゃなくて時間だけが過ぎていく・・・そんななかでは嫌でもいつものクールなイケメンになってしまう・・・


だから・・・


分析再開!!


とにかく聞こえてくるのはそんな”金”ばかり・・・ただその中でもわかったことがある。


どうも彼らは”俺に大金をくれたやつ”とコンタクトをとろうとしているらしい・・・


もしそいつがそんな酔狂なことしなかったら・・・


そいつには感謝はしてる


だけど!!


怖いんだよ・・・どうしようもなく


見えない・・・”見る”って脳の容量いっぱい使うんだっけ、その容量で余計なこと考えてしまう・・・


しゃべれない・・・自分のよだれで気持ち悪くなる・・・


手足の拘束・・・あいつら殴れない!!


・・・いっそキレて恐怖をごまかすことにした


バンッ!!バンッ!!


全力で体を動かす


あっ石が体に・・・すごく痛いよお!


後悔1


「何をしてるの?」誰かが来た


そこで恐怖を思い出す


なにやってんだよ俺・・・


後悔2 


「あんおう・・・(反抗)」


恐怖から素直に答えることにした


「ふーん・・・でっ、なんでこんなことしたの?」


「おえgあkうおgあいdあああ!!(おれがクソガキだから!!)」


怒りも思い出す、だって・・・なんか恥ずかしいじゃん!!


後悔3


「おえがくおがいだああ?・・・おれがクソガキだから?えっ!?どういう意味」


「kいえうおgあいおtおえsう(キレるのが仕事です)」


なんかなぞかけみたい・・・


後悔4だ!


でもこの人いい人(いい誘拐犯?)みたいだ・・・


「ふ~ん・・・きみはいいバカみたいだね、いいバカはだいすきだ」


いい感触?・・・でもバカ?


後悔5


「でも仕事だからね~しょうがないよね~はやいほうがいいもんね~」


話のテンポが変わった!?いったいなにを・・・


「体に教えるの!!だから・・・」


一瞬で恐怖がよみがえる・・・

どこか楽しそうなのはこいつがサディストってやつだからなのかなあ・・・


(そうならば・・・もしそうなら俺は・・・俺は・・・)


いままでのなかのどれとも違う後悔が俺を襲う・・・きっとぼこぼこにされるんだろうなあ・・・これがきっと最悪ってやつなんだろうなあ・・・


「きみを犯すよ❤」


最悪は更新された・・・


覚悟なんてものはぜんぜんきまらない、それでもそんなことはおかまいなしに時間なんて過ぎていく、

それが常識であり、当然というもの


時間が過ぎればいつだってなにかは変わっていく、いいことや悪いこと、気づく、気づかない等の違いとともに・・・


今回俺は”悪いこと”が”気づく”にぶちあたってしまったのだ。


一瞬でも俺がいい人と思ったそいつは俺の服に手をかける・・・


でも!!


ぴぴぴ


やたらかわいい着信音が流れる


「今ぁ忙しいんだよ!!あとに・・・えっ?」それだけ言うとそいつはすぐに立ち去った


なにも変わっていくのは俺だけではないのだ


誰かの足音がきこえる・・・


どうもたすかったらしい・・・


今回俺はなにもできなかった・・・でもたすかった・・・”誰か”が動いたからだ

”誰か”が動くと、たとえ俺がなにもしなくても俺は変わる


たぶんそれも”変化”なんだろうな


ただ・・・


目隠しをはずしてもらうとそこにいたのは知った顔・・・


”武本 公太”親父の部下だった人だ


「かっこよく参上!!」


ドヤ顔された・・・


結局その人たちはそのひとのちからでなんとかなった(そりゃあ警察のひとだしなんかあるんだろ・・・いや、違う!いくらなんでも対応がはやすぎる!!


じゃああのひとはいったいなんなんだ!?


今回の一件で、俺は”誰か”が怖くなった




誘拐なんてされて、”誰か”が怖くなってそんななかでごく普通にごくありふれた生活を送っていくのは本当は難しいことなんだと思う・・・


それに助けてくれる親というものもいなくなった、母なんて物覚えがつくころにはもういなかったし、

親父は・・・親父は・・・


たぶんそのときに死ぬってこと・・・死なれるってことを俺は実感した


だから?


気が付いたらひきこもってた


ひきこもったのは・・・


悲しかったから?


ひきこもったのは・・・


苦しかったから?


ひきこもったのは・・・


お金があったから?


ひきこもったのは・・・


ひとりぼっちになったから?


ひきこもったのは・・・


なにかがむなしくなったから?


ひきこもったのは・・・


ただ現実から逃げてみたくなったから?


ひきこもったのは・・・


”誰か”というものが怖くなったから?


ひきこもったのは・・・


一度は怠惰な生活をおくってみたいと思ったから?


せいぜいその程度、その程度の理由で俺はひきこもっていたんだ。


だけど・・・そんな理由はただの言い訳だったんだ


悪い”誰か”がどれだけいるのかはしらないけど、いい”誰か”だってきっといる

それに”友人”や”恋人”をつくっていけばいいさ、そんな”誰か”もいるさ

きっとそういうもんなんだよ、きっと・・・ね



そんな答えをだすまでに三年かかってた


それまで彼はずっとひきこもってぇ、なんかでっかいロボットが”ガァー”ってするゲームをやりまくってぇ、”最強”とかいわれたりぃ、ネットに”友人”いっぱいいたりするようになっていた。


つまり


・・・高校生活捨てちゃった


「さ、最高のリア充ライフがぁ・・・」ひとりごとも増えた





















そんなある日、ひとつのニュースが流れた


地球に宇宙人がやってきました


「・・・はあ!?」


三年たっても日常は崩れ続けていた

この話、なんか微妙だな・・・

書きたいこと書くだけじゃだめなんですね


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