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惚れっぽい俺は女性のタイプなし、女の子なら皆大好き!

作者: 七瀬






”惚れっぽい俺は女性のタイプなし、女の子なら皆大好き!“




俺は女性にタイプがない。

女性なら幾つの女性ひとでも皆大好き!

見る人見るひと、女性とすれ違うだけで俺は好きになる男。

だから俺は片っ端から女の子を見れば直ぐに【告白】するようにしている!

その時しか会わない出会いも、”これは運命!“

何もしないで指をくわえて見てるだけなんてあり得ない。

上手くいかなくても次がある考えの俺は、フラれても凹まない。

タフでなければ、女の子に告白なんかするな!

“数打てば一度は当たる!“

100人の女性に告白すれば、一人の女性には当たるという事。

ダメで元々、上手くいけばラッキー。

そんな俺の考えを真似ようとする男友達も居るぐらい、俺の考え方は

タフでカッコいいらしい!




『”お願いします、佑二さん! 僕を弟子にしてください。“』

『別にいいよ、授業料は取るけど。』

『”授業料? 幾らですか?“』

『月に1万円、初めは初級編、中級編、上級編と変わっていくから、

授業料もどんどん増えていくと思うよ。』

『・・・どれぐらい上がるんですか?』

『上級編になると、5万~10万ぐらいかな。』

『別にいいスッ、どうかお願いします!』

『いいだろう、俺に任せろ!』






・・・俺に初めて”弟子“が出来た!

俺は弟子を連れて、大きな駅の前で通りすがりの女の子に声をかけてから

告白するという事を弟子に教える。

先ずは、”師匠“である俺から手本で女の子に声をかけた。



『ねえねえ、少しいい? キミ可愛いよね、俺は直ぐにキミが好きに

なっちゃったみたいだ、俺と付き合ってみない?』

『はぁ!? 急いでるから着いて来ないで!』

『じゃあまたね、次会おう!』

『二度と会わないわよ、キモイわね!』

『・・・・・・』

『師匠、先の子、師匠の事キモイって、、、。』

『構わない、キモくて結構! それは既に俺への褒め言葉だ! 

これは喜ぶべき事なんだぞ!』

『はい、師匠! 僕も頑張ります!』





 *




『お姉さん、僕と今からお茶しませんか? 美味しいケーキ屋さん、

僕知ってますよ。』

『えぇ!? ウソ? 一緒に行ってくれるの?』

『勿論! 僕が奢ります、今から行けますか?』

『いいわよ、可愛い男の子ね!』

『じゃあ、行きましょう!』

『えぇ、』

『師匠! 今からお姉さんと美味しいケーキ屋さんに行ってきます!』

『えぇ!? あぁ、ううん、』

『これも全て師匠のおかげです。』

『・・・・・・』




嘘みたいな話だが、俺の弟子になったコイツはたった一回で女の子に

声をかけて付き合えたらしい。

女の子と二人で戻って来た弟子は、”今日で弟子は卒業します“と言って

女の子と二人で帰ってしまった。

なんなんだよ、一回で上手くいくのかよ!

俺は何万回も女の子に声をかけているのに、一度も上手くいかない。

”俺とアイツのどこが違うんだ?“



それでも俺はめげずに女の子に声をかける。

今日だけでも100人以上の女の子に声をかけたのに、一人も上手く

いかなかった。

全部アイツのせいだ! 俺の運まで吸い取っていったのかアイツ!


でもいつか俺も一人の女性を愛せる男でありたいな。

こんな片っ端から女の子に声をかけなくても、一人の女性だけを

ずっと好きでいられる男に俺はなりたい!

だからもう女の子に片っ端から声をかけるのは今日でやめるよ。

こんなのもううんざりだ!



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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