登場機体(ソード)
設定資料集②【登場機体】になります。
内容は随時更新していきます。
※以下、本編のネタバレを含みますので、本編最新まで読んだ人のみ推奨です。
※※※【量産剣】※※※
⚔〈グラディウス(演習騎)〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] なし
[属 性] 雷
[全 高] 9.7m
[重 量] 9.9t
[武 装] 刃力剣
[搭乗者] ソラ=レイウィング
[膂 力] C+
[耐 久] C
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] C+
[射 程] E
[修 復 力] D
[総 火 力] E
[騎体解説]
エリギウス王国時代、エリギウス大陸にて開発され、現在も第一線で活躍する主力量産剣。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもの。雷属性の特性上射程が長く、中距離から遠距離戦を得意とする。更には刃力剣に利用される光の聖霊との相性も良い為、接近戦も比較的得意とする正にオールラウンダー。癖が無く扱いやすい優秀な騎体である事から、騎士養成所でも演習騎として使われている。
※演習騎は刃力剣しか装備してないので射程はEとなってます。ちなみに下記の画は演習騎ではないので刃力弓を持ってます。
⚔〈エスパダロペラ〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] タリエラ島
[所 属] 第十二騎士師団〈連理の鱗〉
[搭乗者] 一般騎士
[属 性] 炎or雷or水or風
[全 高] 10.2m
[重 量] 11.7t
[武 装] 刃力剣 刃力弓
追尾型炸裂弾 砕結界式穿開盾
耐実体結界or抗刃力結界
※上記は炎属性のエスパダロペラの武装一例
[膂 力] C+
[耐 久] D+
[飛 翔 力] D
[運 動 性] D
[射 程] C+
[修 復 力] E+
[総 火 力] C
[騎体解説]
かつて孤島国家タリエラで開発された量産剣。現在はエリギウス帝国の一部となったタリエラの民が多く在籍する第十二騎士師団の主力量産剣となっている。丸みの帯びた鎧装甲、金色の輪のような兜飾りが特徴の騎体。
汎用性と量産性を最重要視して開発されたソードであり、最初にルイン島に襲来した炎属性のエスパダロペラ以外にも雷属性、水属性、風属性と全部で四属性のエスパダロペラが存在する。集団戦であればその豊富な属性を活かしてあらゆる局面で戦える強みはあるものの、その分個々の性能そのものは決して高く無い。
⚔〈カットラス(プルーム騎)〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] プルーム=クロフォード(射術騎士)
[属 性] 風
[全 高] 9.2m
[重 量] 9.9t
[武 装] 刃力剣 思念誘導式刃力弓
思念操作式飛翔刃 思念操作式分割盾
耐実体結界
[膂 力] D
[耐 久] D
[飛 翔 力] B+
[運 動 性] B
[射 程] B
[修 復 力] D
[総 火 力] C+
[騎体解説]
エリギウス王国時代、グラディウスと同じくエリギウス大陸にて開発され、現在も第一線で活躍する主力量産剣。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもの。風属性の特性上グラディウスよりも運動性が高く、その分膂力と装甲が低い為接近戦は苦手としており、主に中距離から遠距離戦での射撃戦で運用される。グラディウスに比べればやや癖が強く上級者向きの騎体であるが優秀な騎体であり、グラディウスと共に騎士養成所で演習騎としても使われている。
プルーム器は携帯型聖霊騎装として、射出した光矢の角度を一度だけ変化させられる思念誘導式刃力弓を装備しており、物理的死角、思考的死角からのトリッキーな攻撃を可能としている。
また、特筆すべきは肩部聖霊騎装である思念操作式飛翔刃であり、プルームの卓越した思念操作により、敵の予測や反応速度を越え、全方位や死角から一方的に攻撃が可能である。
⚔〈タルワール(カナフ騎)〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] ディナイン群島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] カナフ=アタレフ(狙撃騎士)
[属 性] 炎
[全 高] 8.7m
[重 量] 9.1t
[武 装] 刃力剣 狙撃式刃力弓
追尾式炸裂弾丸 狙撃式刃力砲
耐実体結界
[膂 力] B
[耐 久] C+
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] C+
[射 程] A
[修 復 力] D
[総 火 力] B
[騎体解説]
ディナイン群島にて開発され、現在も第一線で活躍する主力量産剣。兜飾りは宝玉を額に着けたもの。比較的軽量化されたソードである為、地系統のソードでありながら運動性と飛翔力はそこそこ高い。膂力が高く本来は近接特化騎として量産化された本騎であるが、かねてよりの操刃者であるカナフにより狙撃戦特化騎としてカスタムされている。
雷属性のソードよりは射程は劣るものの、その分炎属性の特性上火力は高い。
⚔〈スクラマサクス(シーベット騎)〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] イェスディラン群島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] シーベット=ニヤラ(白刃騎士)
[属 性] 風
[全 高] 8.3m
[重 量] 8.1t
[武 装] 刃力剣 連射式刃力弓
射出式斬戦輪 砕結界式斬廻盾
耐実体結界
[膂 力] D+
[耐 久] D
[飛 翔 力] B
[運 動 性] A
[射 程] C
[修 復 力] D+
[総 火 力] C
[騎体解説]
イェスディラン王国時代、イェスディラン群島で開発され、現在も第一線で活躍する主力量産剣。兜飾りは牛のような角を両側頭部に着けたもの。小型かつ軽量級のソードであり、風属性の特性上運動性が非常に高い。その分膂力と耐久値が低い。
本来はその運動性を活かし敵の射撃を回避しつつ、中距離から遠距離戦を展開する目的で開発されたソードであるが、本騎は、敏捷性を活かしたヒットアンドアウェイや相手の虚を突くトリッキーな近接攻撃を得意とする白刃騎士のシーベットの為に、近接特化仕様となっている。
⚔〈パンツァーステッチャー(フリューゲル騎)〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] メルグレイン群島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] フリューゲル=シュトルヒ(狙撃騎士)
[属 性] 雷
[全 高] 9.4m
[重 量] 10.9t
[武 装] 刃力剣 狙撃式刃力弓
追尾式炸裂弾 砕結界式穿開盾
狙撃式刃力砲×2
耐実体結界
[膂 力] D+
[耐 久] C
[飛 翔 力] C
[運 動 性] C+
[射 程] S
[修 復 力] E+
[総 火 力] A
[騎体解説]
メルグレイン王国が統治するメルグレイン群島にて開発され、現在も第一線で活躍する主力量産剣。兜飾りはユニコーンのような一角を額に着けたもの。雷属性の特性上射程が非常に長い。ただし空系統の属性でありながらも、飛翔力はあまり高くなく、遠距離からの狙撃戦で主に運用される騎体である。
フリューゲル用にカスタムされた本騎は、左右の腰に刃力核直結式聖霊騎装である狙撃式刃力弓を計二門装備しており、同時に起動する事で、刃力核共鳴式聖霊術砲である狙撃共鳴式刃力砲という攻撃方法を取る事が出来る。その為、通常のパンツァーステッチャーに比べ、射程と火力が非常に高くなっている。
⚔〈マインゴーシュ〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] レファノス群島
[所 属] 〈因果の鮮血〉
[搭乗者] 一般騎士
[属 性] 土or水
[全 高] 10.9m
[重 量] 12.8t
[武 装] 刃力剣 散開式刃力弓
追尾型炸裂弾 砕結界式穿開盾
耐実体結界or抗刃力結界
※上記は土属性のマインゴーシュの武装一例
[騎体解説]
レファノス王国が統治するレファノス群島にて開発され、現在も第一線で活躍する主力量産剣。兜飾りは馬の尾のような羽根を後頭部に着けたもの。
流線的なフォルムが特徴ながら厚めの体躯を持つ比較的重装甲な騎体で、土属性と水属性の騎体が存在する。どちらとも比較的耐久が高く、前線で戦うというよりは主に後方支援などのサポートを得意とするソードとも言える。
[膂 力] C+
[耐 久] B
[飛 翔 力] D
[運 動 性] D+
[射 程] C+
[修 復 力] C+
[総 火 力] C
※上記は土属性のマインゴーシュの性能
⚔〈陣太刀〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] 那羽地島
[所 属] 鳳龍院家
[搭乗者] 一般騎士
[属 性] 炎
[全 高] 8.8m
[重 量] 11.1t
[武 装] 羽刀型刃力剣 刃力弓
追尾式炸裂弾 耐実体結界or抗刃力結界
[膂 力] C
[耐 久] D+
[飛 翔 力] C
[運 動 性] D+
[射 程] C+
[修 復 力] E+
[総 火 力] D+
[騎体解説]
まだ世界がラドウィードに在った時代、那羽地島にて開発され、主に鳳龍院家の騎士により使われていた量産剣。兜飾りは鍬形と呼ばれる金色の二本角。旧式機であるため現代の量産剣よりは性能面で劣るものの、ソードの性能は聖霊石の純度によるものが大きい為、数百年前の騎体とはいえ現代でも十分通用する。それでもこの時代のソードは聖霊騎装のバリエーションに乏しく、本体重量もやや重いため運動性や飛翔力は低くなりがち。当然最新鋭のソードにはさすがに遅れを取る。
バランスの良い騎体であるが、炎の聖霊石を核としているため膂力がやや高く、どちらかと言えば近接戦を得意とする。
⚔〈野太刀〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] 那羽地島
[所 属] 天花寺家
[搭乗者] 一般騎士
[属 性] 雷
[全 高] 9.1m
[重 量] 12.2t
[武 装] 斬馬羽刀型刃力剣 刃力弓
追尾式炸裂弾 耐実体結界or抗刃力結界
[膂 力] D+
[耐 久] D+
[飛 翔 力] C
[運 動 性] D+
[射 程] C
[修 復 力] E
[総 火 力] C
[騎体解説]
まだ世界が地上界ラドウィードに在った時代、那羽地島にて開発され、主に天花寺家の騎士により使われていた量産剣。兜飾りは鍬形と呼ばれる三日月状の角。陣太刀と同じく旧式機であるため現代の量産剣よりは性能面で劣るものの、ソードの性能は聖霊石の純度によるものが大きい為、数百年前の騎体とはいえ現代でも十分通用する。それでもこの時代のソードは聖霊騎装のバリエーションに乏しく、本体重量もやや重いため運動性や飛翔力は低くなりがち。当然最新鋭のソードにはさすがに遅れを取る。
陣太刀に比べて膂力は劣るものの、斬馬羽刀型刃力剣の破壊力でそれを補っている為、接近戦においては陣太刀とほぼ互角の性能。また、装甲は本騎の方が勝り、運動性は陣太刀が勝る。全体的な性能としてはほぼ互角の性能と言える。
⚔〈カートル〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] エリギウス王国直属騎士師団
[搭乗者] 一般騎士
[属 性] 風or雷
[全 高] 10.4m
[重 量] 11.9t
[武 装] 刃力剣 刃力弓
追尾型炸裂弾 耐実体結界or抗刃力結界
[膂 力] D
[耐 久] D
[飛 翔 力] D
[運 動 性] D
[射 程] C
[修 復 力] D
[総 火 力] D
[騎体解説]
百年以上昔、かつてエリギウス王国にて開発され主力となった第一世代量産剣。全ての能力で突出した性能は無く、誰にでも扱いやすい汎用性と、生産しやすい量産性に特化されており、量産剣としての始まりの騎体でもある。シンプルな形状の鎧装甲、剣の刀身を模した兜飾りが特徴の騎体。装備もまた基本的なもののみ装備している。
⚔〈シャムシール〉⚔
[分 類] 量産剣
[開発地] ディナイン群島
[所 属] 第三騎士師団〈裂砂の爪〉
[搭乗者] 一般騎士
[属 性] 土
[全 高] 10.2m
[重 量] 12.6t
[武 装] 刃力剣 散開式刃力弓
砕結界式穿開盾
耐実体結界or抗刃力結界
[膂 力] C+
[耐 久] A
[飛 翔 力] D
[運 動 性] D+
[射 程] D+
[修 復 力] C+
[総 火 力] D+
[騎体解説]
エリギウス帝国が統治するメルグレイン群島にて、第三騎士師団〈裂砂の爪〉を主導に開発された最新鋭量産剣。
兜飾りは宝玉を額に着けたもの。土属性の特性を活かし、強固な装甲に重きを置いた量産剣。土属性の宝剣にも引けを取らないその耐久力は、量産剣としては正しく脅威であり、優れた連携をすることによって更にそれが発揮される。
勿論その分、飛翔力と運動性は犠牲になっているとはいえ、比較的バランスの取れた優秀な騎体である。更に、能力の高い〈裂砂の爪〉の騎士達に操刃されることで、長所を活かし短所を補って余りある活躍を見せる。
※※※【宝剣】※※※
⚔〈カーテナ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ツァリス島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] エイラリィ=クロフォード(支援騎士)
[属 性] 水
[全 高] 9.0m
[重 量] 9.5t
[武 装] 凍結式刃力弓 刃力増幅式浮遊門
接続式刃力補給杖 耐実体結界
[膂 力] E
[耐 久] B
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] C+
[射 程] D
[修 復 力] A+
[総 火 力] E
[騎体解説]
ツァリス島にて鍛冶であるシオンが開発した支援騎士エイラリィ専用の宝剣。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもの。支援特化騎であり、空中に門を作り通過した刃力攻撃の威力を増幅さる刃力増幅式浮遊門という肩部聖霊騎装や、他のソードに刃力を補給する事が出来る刃力核直結式聖霊騎装 接続式刃力補給杖など、装備している聖霊騎装は支援専用のものが多い。
また水属性の特性上、自己修復能力が非常に高く、小さな損傷であれば比較的早く自己修復させる事が出来る。
⚔〈カレトヴルッフ(第6章終了時点)〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ツァリス島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] ソラ=レイウィング(白刃騎士)
[属 性] 光
[全 高] 9.9m
[重 量] 10.1t
[武 装] 刃力剣 刃力弓
自律浮遊式刃力跳弾鏡
炎装式刃力砲 雷電螺旋加速式投射砲
砕結界式穿開盾 耐実体結界
[膂 力] B+
[耐 久] C+
[飛 翔 力] A
[運 動 性] B+
[射 程] B+
[修 復 力] C+
[総 火 力] A
[騎体解説]
七つの神剣の一つ、エクスカリバーを越えるというシオンの趣味……もとい、野望の為に造られたシオンにとって改心の一振り。越えるとは言ってもそれはあくまで最終的な目標であり、本騎はあくまで通常の聖霊石でエクスカリバーにどれだけ近付けるかをコンセプトに製造された試作器の為、騎体の性能バランスや造形はあくまでエクスカリバーを模倣して造られている。だが、シオン曰く改心の業物と豪語する程に本騎は完成度が高い。
ツァリス島にて開発されたが、エクスカリバーを模している為、エリギウス大陸産のソードと同じように兜飾りは短剣の刀身を額に着けたものとなっている。核となっている光の聖霊石は、大聖霊石には及ばないもののかなり純度の高いものであり、シオンの技術も相まって、宝剣としても高性能かつ穴の無い騎体に仕上がっている。
武装によっては近接から遠距離まで、そして白刃騎士、射術騎士、狙撃騎士と幅広い騎種にも対応出来る汎用性の高い騎体である。
本騎は最終的に
炎装式刃力砲、雷電螺旋加速式投射砲、自律浮遊式刃力跳弾鏡など豊富な武装を備えながらも、その元々の性能の高さから、高い飛翔力と運動性を維持している。そしてそれらの豊富な武装は全てソラの突出した白兵能力を活かす為に在る。
⚔〈ベリサルダ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ツァリス島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] デゼル=コクスィネル(支援騎士)
[属 性] 土
[全 高] 10.4m
[重 量] 12.1t
[武 装] 砕結界式穿開盾
抗刃力結界 耐実体結界
[膂 力] B
[耐 久] A+
[飛 翔 力] D+
[運 動 性] D+
[射 程] E
[修 復 力] B+
[総 火 力] E
[騎体解説]
ツァリス島にて鍛冶であるシオンが開発した支援騎士デゼル専用の宝剣。兜飾りは馬の尾のような羽根を後頭部に着けたもの。開発地はツァリス島であるが、デゼルがレファノスの民である為、兜飾りはレファノス群島産のソードと同じものとなっている。
攻撃用の聖霊騎装を一切持たない防御特化騎であり、二種類の結界と、結界破壊用の盾付属型聖霊騎装のみ装備している。装甲が厚く、更に土属性の特性で耐久力に優れ、デゼルの能力と相まって正に鉄壁を誇る宝剣。
本来ソードには結界は一種類しか装備出来ない。結界は刃力圧迫容量が大きく、二種類装備すると攻撃用の聖霊騎装は殆ど装備出来なくなってしまう為である。しかし、本騎は上記の通り始めから防御特化騎として製造され、攻撃用の聖霊騎装がオミットされている為、結界を二種類装備させている。
⚔〈ジャマダハル〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ディナイン群島
[所 属] 第九騎士師団〈不壊の殻〉
[搭乗者] カチュア=オーディー(射術騎士)
[属 性] 土
[全 高] 10.1m
[重 量] 11.8t
[武 装] 刃力剣 散開式刃力弓
追尾式炸裂弾 散開式刃力砲
炸裂式穿撃槍
[膂 力] B
[耐 久] B
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] C+
[射 程] B+
[修 復 力] B+
[総 火 力] B+
[騎体解説]
第九騎士師団〈不壊の殻〉師団長であるカチュア=オーディー専用の宝剣。 兜飾りは宝玉を額に着けたもの。特性上、耐久値はそこそこ高いが、土属性の宝剣にしては耐久値は低めで、どちらかというと軽装甲な騎体。しかも結界を装備していない。それは、操刃者であるカチュアには竜殲術〈硬身〉がある為、元々の騎体の耐久値を必要としないからである。
その分火力が高めであり、敵騎を一斉に捕捉して無数の光矢を放つ刃力核直結式聖霊騎装、散開式刃力砲は高い殲滅力を誇り、あらゆる装甲を看破する炸裂式穿撃槍 という近接特化武器も装備しており、近距離から遠距離、集団戦と幅広く運用する事が出来る。
⚔〈叢雲〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ツァリス島
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] 鳳龍院 翼羽(白刃騎士)
[属 性] 雲
[全 高] 8.9m
[重 量] 8.1t
[武 装] 羽刀型刃力剣×2 抗刃力結界
萠刃力呼応式殲滅形態
[膂 力] B
[耐 久] D+
[飛 翔 力] S
[運 動 性] A
[射 程] E+(C+)
[修 復 力] E+
[総 火 力] E+(S)
※()内は翼羽操刃時
[騎体解説]
シオンがツァリス島で製造した初めての宝剣であり、翼羽の専用騎。兜飾りは、かつて地上界ラドウィードにて滅んだ、孤島国家ナパージの騎士の兜に着けられていた鍬形という二本角をモチーフにしたもの。先行騎である天十握という騎体の後継騎。
武装は羽刀型刃力剣を二本と結界しか装備されていない完全近接特化仕様器であり、更に軽装甲の騎体かつ、雲の特性も相まって最高クラスの飛翔力と高い運動性を持つ。ただし、その分耐久値は低く、射撃武器も装備していないピーキーな騎体の為、翼羽以外の騎士が扱えばまともに戦う事が出来ない。ただし、翼羽が使用する諷意鳳龍院流の都牟羽と名付けられる剣技により、ある程度の遠距離攻撃が可能で、更には凄まじい攻撃力を持つ。更には、萠刃力と呼ばれる開花したばかりの刃力を糧に、一時的に凄まじい性能を発揮する萠刃力呼応式殲滅形態という切札的な器能も有している。
圧倒的な飛翔力と高い運動性、そして翼羽の桁外れの技量により本騎は神剣に匹敵する程の戦闘力を持つ。
〈ネイリング〉
[分 類] 宝剣
[開発地] イェスディラン群島
[所 属] 第十一騎士師団〈灼黎の眼〉
[搭乗者] オルタナ=ティーバ(白刃騎士)
[属 性] 炎
[全 高] 9.7m
[重 量] 9.3t
[武 装] 羽刀型刃力剣 砕結界式穿開盾
抗刃力結界
[膂 力] A
[耐 久] B
[飛 翔 力] B
[運 動 性] B
[射 程] E+(D+)
[修 復 力] C+
[総 火 力] E+(A)
※()内はオルタナ操刃時。
〈騎体解説〉
第十一騎士師団〈灼黎の眼〉所属、特務遊撃騎士であるオルタナ=ティーバ専用の宝剣。兜飾りは牛のような角を後頭部に着けたもの。炎属性の特性上、膂力が非常に高く、接近戦においては無類の強さを誇る。
主な武装は羽刀型刃力剣しか装備しておらず、ヨクハのムラクモと同じく完全近接特化仕様の宝剣。余計な武装を排している為、地系統である炎属性の宝剣でありながらそれなりに高い飛翔力と運動性を保っている。
オルタナは塵化御巫流という流派の、居合のような剣術を使い、その剣技を使用し近接戦のみで戦うというコンセプトの非常に漢らしい騎体。当然、オルタナ以外の騎士にはまともに扱えないソードである。
⚔〈フロレント〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] なし
[搭乗者] ウィン=クレイン(射術騎士)
[属 性] 光
[全 高] 8.8m
[重 量] 9.1t
[武 装] 刃力弓×2
追尾式炸裂弾 耐実体結界
[膂 力] C
[耐 久] C+
[飛 翔 力] B+
[運 動 性] A+
[射 程] C+
[修 復 力] D
[総 火 力] B
[騎体解説]
エリギウス王国時代に、エリギウス大陸にて開発された宝剣で、元エリギウス王国西天騎士師団長にして金色の死神の異名を持つウィン=クレインの専用騎。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもので、角々しい軽装の鎧装甲を纏っている。基本武装は両手に所持する刃力弓と追尾式炸裂弾のみで、刃力核直結式聖霊騎装はおろか刃力剣すら装備していない異端な宝剣。装備を最低限にする事により、戦闘スタイルの為の運動性を限界まで高めさせている。
ウィンは攻撃の殆どを刃力弓にて行う騎士で、攻撃方法はその類まれなる身のこなしと射術技能により、二丁拳銃のように両手に持つ刃力弓で変則撃ちを駆使しながら白兵戦を行うという、所謂ガンカタのような戦闘スタイル。
光属性の特性上、刃力弓の威力が上昇している為、単純な射撃だけでも、急所を狙う事で堅牢な装甲を持つ騎体であっても難なく撃墜さられる。
⚔〈ストリッシャ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] イェスディラン群島
[所 属] 第十二騎士師団〈連理の鱗〉
[搭乗者] スクアーロ=オルドリーニ(射術騎士)
[属 性] 水
[全 高] 10.2m
[重 量] 11.8t
[武 装] 刃力剣×2 刃力弓
散布式色覚封印霧 凍結式刃力砲
氷縛式射出鞭 耐実体結界
[膂 力] D+
[耐 久] B
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] B
[射 程] B
[修 復 力] B+
[総 火 力] B+
[騎体解説]
エリギウス帝国時代になってから、イェスディラン群島にてスクアーロが開発した比較的新しい宝剣で、見た目は完全に量産剣のエスパダロペラと同じ。操刃者であるスクアーロが水の守護聖霊を持つ為、刃力核直結式聖霊騎装や盾付属型聖霊騎装は、水の聖霊の意思を利用して相手を凍結させて身動きを取れなくしてから止めを刺すといった類のものを装備している。
また、スプレッツァトゥーラ流の二刀流を体現する為に刃力剣を二本備えている。
特筆すべきは肩部聖霊騎装の散布式色覚封印霧であり、部隊に装備させた同武装を一斉に起動させ、敵の色覚を封じる。そして味方部隊に紛れるといった戦法を取る。その為、本騎は宝剣……つまり専用騎でありながらも量産剣と同じ外観をしているという、ウィン曰く浪漫の無い騎体。ただしその性能は穴が無く、非常にバランスが取れた騎体でもある。
⚔〈ツヴァイハンダー〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] イェスディラン群島
[所 属] 第十二騎士師団〈連理の鱗〉
[搭乗者] アイデクセ=フェルゼンシュタイン(射術騎士)
[属 性] 炎
[全 高] 10.2m
[重 量] 11.8t
[武 装] 刃力剣×2 刃力弓
散布式色覚封印霧 殲滅式刃力砲
砕結界式穿開盾 耐刃力結界
[膂 力] A
[耐 久] C
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] B
[射 程] A+(S)
[修 復 力] C+
[総 火 力] B+(S)
※()内はアイデクセ竜殲術発動時
[騎体解説]
エリギウス帝国時代になってから、イェスディラン群島にてスクアーロが開発したアイデクセ専用の比較的新しい宝剣であるが、宝剣を量産剣に紛れさせるというスクアーロの戦術の為に見た目は完全に量産剣のエスパダロペラと同じにされている。また、本来ならアイデクセと相性の悪い闇と水の聖霊の意思を利用した散布式色覚封印霧を装備している。
他の攻撃用の武装は光の聖霊単体の意思を利用した刃力弓、殲滅式刃力砲とオーソドックスなものであるが、ひとたびアイデクセの竜殲術〈断罪〉が発動すれば神剣に勝るとも劣らない程の恐るべき破壊力を発揮する。
ただしこの騎体と、騎体に装備されている聖霊騎装ではアイデクセの竜殲術の威力に耐える事が出来ず、その威力によって自壊する為本領を発揮出来ないという弱点がある。
⚔〈ミームング〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] メルグレイン群島
[所 属] 〈因果の鮮血〉
[搭乗者] アルテーリエ=ベルク=メルグレイン(射術騎士)
[属 性] 炎
[全 高] 8.7m
[重 量] 7.4t
[武 装] なし
[膂 力] B+
[耐 久] C
[飛 翔 力] B+
[運 動 性] B+
[射 程] -(A)
[修 復 力] C
[総 火 力] -(A)
※()内はアルテーリエ竜殲術発動時
[騎体解説]
〈因果の鮮血〉副団長にして、メルグレイン王国国王であるアルテーリエの専用騎。兜飾りはユニコーンのような一角を額に付けた物。刃力剣や結界を含む一切の聖霊騎装を装備しておらず、その分炎属性の宝剣として飛翔力と運動性を限界まで高めてある。
それを成せるのは、アルテーリエの竜殲術〈血殺〉があるからであり、本騎には疑似血液が内在していて、アルテーリエが能力を発動した際にあらゆる聖霊騎装を再現する事が出来る。
その為、アルテーリエが操刃した時のみあらゆる局面、あらゆる距離で戦える万能な宝剣となる。
⚔〈フィランギ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ディナイン群島
[所 属] 第八騎士師団〈幻幽の尾〉
[搭乗者] アルディリア=シャルマ(射術騎士)
[属 性] 雲
[全 高] 8.2m
[重 量] 7.9t
[武 装] 刃力剣 思念誘導式刃力弓
思念操作式飛翔氷刃 思念誘導式刃力砲
射出式氷縛鞭 耐実体結界
[膂 力] C+
[耐 久] D
[飛 翔 力] A+
[運 動 性] A+
[射 程] B
[修 復 力] C
[総 火 力] C+
[騎体解説]
第八騎士師団〈幻幽の尾〉師団長、アルディリア=シャルマ専用の宝剣。兜飾りは額に宝玉を着けている。アルディリアの極めて高い回避能力を最大限活かす為に、騎体の装甲は犠牲にして器動性を限界まで高めている。
また、特筆すべきは思念誘導系の聖霊騎装であり、思念誘導式刃力弓や思念誘導式刃力砲を使った死角や意識の外からのトリッキーな攻撃を得意としている。
更に思念操作式飛翔氷刃は斬撃で斬り払うと腕部を凍結させられる為射術を用いる必要があるのだが、アルディリアの竜殲術を発動した状態でのそれは、射術で撃ち落とす事は非常に困難で、相手の動きを一方的に封じる事を可能とする。中〜遠距離戦において無類の強さを誇る宝剣である。
⚔〈天十握〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] 那羽地島
[所 属] 鳳龍院家
[搭乗者] 鳳龍院 翼渡 → 青天目 零(白刃騎士)
[属 性] 光
[全 高] 8.9m
[重 量] 9.3t
[武 装] 羽刀型刃力剣×2 抗刃力結界
萠刃力呼応式殲滅形態
[膂 力] C+
[耐 久] D
[飛 翔 力] A+
[運 動 性] B+
[射 程] E+(C+)
[修 復 力] E
[総 火 力] E+(S)
※()内は翼渡or零操刃時
[騎体解説]
那羽地島、鳳龍院家当主である鳳龍院 翼渡の為に製造された宝剣。翼羽の宝剣である叢雲の元となった騎体。かつて八神 咬真との決戦時に負傷した翼渡に代わり、翼渡の妻である和羽が操刃したことがある。
その後は再び翼渡の宝剣として鳳龍院家に眠っていたが、翼渡が病に倒れた後、翼渡から零に託された。
後継騎である叢雲と殆ど同じ姿をしているが、約一世紀近く先の騎体である叢雲に比べれば当然性能は劣る(それでも本作のソードの性能は核となる聖霊石の純度によるところが大きいため、例え一世紀前の騎体であっても宝剣クラスの騎体であれば現代でも十分通用する)。
叢雲と同じく、武装は羽刀型刃力剣を二本と結界しか装備されていない完全近接特化仕様器。諷意鳳龍院流の都牟羽と名付けられる剣技により、ある程度の遠距離攻撃が可能で、更には凄まじい攻撃力を持つ。更には、萠刃力と呼ばれる開花したばかりの刃力を糧に、一時的に凄まじい性能を発揮する萠刃力呼応式殲滅形態という切札的な器能も有している。
⚔〈布都御霊〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] 那羽地島
[所 属] 天花寺家
[搭乗者] 天花寺 神鷹(白刃騎士)
[属 性] 雷
[全 高] 9.2m
[重 量] 11.3t
[武 装] 斬馬羽刀型刃力剣 刃力弓
追尾式炸裂弾 抗刃力結界
[膂 力] B
[耐 久] D+
[飛 翔 力] B
[運 動 性] C+
[射 程] C
[修 復 力] E
[総 火 力] D+(A)
※()内は神鷹操刃時
[騎体解説]
那羽地島、天花寺家当主である天花寺 神鷹の為に製造された宝剣であり、当時の最新鋭器である。 刃力弓と追尾式炸裂弾を装備しているとはいえ、鏖威天花寺流という剣技を使用することを前提とする近接特化騎体であり、長尺の刃力剣である斬馬羽刀型刃力剣にて敵を薙ぎ払う。
紫色の鎧武者のような鎧装甲をまとい、額には三日月の形状をした兜飾りを装着している。
⚔〈童子切〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] 那羽地島
[所 属] 天花寺家
[搭乗者] 御巫 雪加(白刃騎士)
[属 性] 炎
[全 高] 8.4m
[重 量] 9.9t
[武 装] 斬馬羽刀型刃力剣 刃力弓
追尾式炸裂弾 炎装式刃力砲
耐実体結界
[膂 力] C+
[耐 久] E+
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] B
[射 程] B
[修 復 力] E+
[総 火 力] B
[騎体解説]
那羽地島、天花寺家の分家に属す、御巫 雪加の為に製造された宝剣であり、当時の最新鋭器である。本来炎属性の宝剣は膂力が高いのだが、童子切は騎体の全高と重量を極限 まで削り、膂力をやや犠牲にしながらも運動性と飛翔力を高めている。とはいえ、長尺の刃力剣である斬馬羽刀型刃力剣から繰り出される居合、塵化御巫流による一撃は強力無比であり、近接能力の高さに一日の長がある。
また、刃力直結式聖霊騎装である炎装式刃力砲も装備しており、砲撃による遠距離攻撃も可能としている。
赤色の鎧武者のような鎧装甲をまとい、額には三日月の形状をした兜飾りを装着している。
⚔〈ナーゲルリング〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] メルグレイン群島
[所 属] 〈因果の鮮血〉
[搭乗者] リーンハルト=フェルザー(射術騎士)
[属 性] 雲
[全 高] 8.0m
[重 量] 7.5t
[武 装] 刃力剣 刃力弓
思念操作式飛翔破刃 殲滅式刃力砲
砕結界式斬廻盾
[膂 力] C
[耐 久] E
[飛 翔 力] A+
[運 動 性] A+
[射 程] B
[修 復 力] D+
[総 火 力] C
[騎体解説]
〈因果の鮮血〉所属、メルグレイン王国国王近衛騎士を務め、泡沫の雲の異名を持つリーンハルト=フェルザー専用の宝剣。兜飾りは一角獣の如き一本角を額に着けている。
まるで被弾することを想定していないかのような非常に軽微な鎧装甲を纏った超軽量騎体の宝剣であり、結界すら装備していない。それはリーンハルトの竜殲術の能力により敵の攻撃を受けることが殆ど無いためである。
本騎は火力はそこまで高い騎体ではないものの、思念誘導系の聖霊騎装、思念操作式飛翔破刃が装備されており、これを巧みに操り、敵の死角からの攻撃や関節部を狙って内部から装甲を破壊することで、耐久値の高い騎体であっても難なく破壊することが出来る。
⚔〈ジョワユーズ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] レファノス群島
[所 属] 〈因果の鮮血〉
[搭乗者] ディオン=バルバストル(白刃騎士)
[属 性] 水
[全 高] 10.6m
[重 量] 11.9t
[武 装] 刃力剣 刃力弓
射出式斬戦輪 殲滅式刃力砲
氷縛式射出鞭 抗刃力結界
[膂 力] B+
[耐 久] B
[飛 翔 力] C+
[運 動 性] C+
[射 程] B+
[修 復 力] B
[総 火 力] B
[騎体解説]
〈因果の鮮血〉所属、レファノス王国国王近衛騎士を務め、闇を喰らう者の異名を持つディオン=バルバストル専用の宝剣。兜飾りは馬の尾のような羽根を後頭部に着けたもの。
どちらかといえば重装甲寄りの騎体であり、器動性においては低めではあるが、その分耐久値や修復力が高く、継戦能力に重きが置かれている。というのもディオンの卓越した操刃技能により、器動性の低さはある程度補われているからであり、被弾率はむしろかなり低い騎体である。
近接戦では氷縛式射出鞭により敵を捕らえて確実に撃破し、中距離戦では刃力弓や射出式斬戦輪 による牽制、遠距離戦では殲滅式刃力砲による砲撃により一気に戦況を覆す。そして膂力、総火力の高さ、武装の豊富さにより、近から遠距離、どの距離でも戦える非常に万能な騎体となっている。
⚔〈アルマス〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] レファノス群島
[所 属] 〈因果の鮮血〉
[搭乗者] ルキゥール=ルノス=レファノス(白刃騎士)
[属 性] 雷
[全 高] 10.1m
[重 量] 10.8t
[武 装] 刃力剣 刃力弓
追尾型炸裂弾 殲滅式刃力砲
砕結界式穿開盾 耐実体結界
[膂 力] B
[耐 久] C+
[飛 翔 力] B+
[運 動 性] B
[射 程] B
[修 復 力] D+
[総 火 力] B
[騎体解説]
〈因果の鮮血〉団長にして、レファノス王国国王でルキゥールの専用騎。兜飾りは馬の尾のような羽根を後頭部に着けたもの。武装は奇をてらったものは無く、オーソドックスなもので揃えてあるが、白刃騎士であるルキゥールは近接戦を得意としていることから、どちらかというと白兵戦仕様に特化した騎体である。
またルキゥールは解術師であることから、対聖衣騎士戦を想定しており、竜殲術〈封脈〉で相手の竜殲術を封じ、敵の隙を作り出した後で一気に懐に入り、白兵戦で決着を付けるといった戦い方をすることが多い。
⚔〈シャムシール・エ・ゾモロドネガル〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] ディナイン群島
[所 属] 第七騎士師団〈穿拷の刺〉
[搭乗者] ナハラ=ジブリール(白刃騎士)
[属 性] 土
[全 高] 10.5m
[重 量] 12.9t
[武 装] 刃力剣 散開式刃力弓
追尾式炸裂弾 分裂降射式爆炎砲
咬縛式圧殺牙 抗刃力結界
[膂 力] B+
[耐 久] A
[飛 翔 力] C
[運 動 性] D+
[射 程] B+
[修 復 力] C+
[総 火 力] B+
[騎体解説]
第七騎士師団〈穿拷の刺〉師団長、ナハラ=ジブリール専用の宝剣。兜飾りは額に宝玉を着けている。ディナイン群島にて第三騎士師団〈裂砂の爪〉により開発された新型宝剣であり、新型量産剣シャムシールの基にもなった。連合騎士師団への参加条件として、シェールからナハラへと譲渡された。
シャムシールと同様に重装甲の騎体であり耐久値が非常に高い。白刃騎士であるナハラ用にカスタムされており、この騎体はその長所を活かして敵の攻撃を掻い潜って懐に入り、撃破する近接特化騎体である。
またナハラの能力により、敵にかすり傷さえ与えれば、戦局を一変させる可能性を持っている。
⚔〈ベガルタ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] 第五騎士師団〈祇宝の玉〉
[搭乗者] クラム=ソールズベリー(射術騎士)
[属 性] 水
[全 高] 9.8m
[重 量] 10.6t
[武 装] 刃力剣 凍結式刃力弓
思念操作式飛翔氷刃 凍結式刃力砲×2
氷縛式射出鞭 耐実体結界
[膂 力] C+
[耐 久] C+
[飛 翔 力] B
[運 動 性] B
[射 程] B
[修 復 力] B+
[総 火 力] B
[騎体解説]
第五騎士師団〈祇宝の玉〉師団長、クラム=ソールズベリー専用の宝剣。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもの。
思念操作式飛翔氷刃を始め、近距離用から遠距離用まで聖霊騎装は殆どが敵を凍結させるものを装備している。クラム自身の竜殲術も相手の動きを封じる類のものであり、トリッキーな攻撃を織り交ぜ、敵の動きを封じつつ撃破するといった戦法を得意とする。水属性の特性上、修復力は高いが、それ以外突出した能力はあまりなく、バランスの取れた性能となっている。
⚔〈イェクルスナウト〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] イェスディラン群島
[所 属] 第四騎士師団〈風導の鬣〉
[搭乗者] ヴァーサ=フィッツジェラルド(白刃騎士)
[属 性] 風
[全 高] 8.5m
[重 量] 8.4t
[武 装] 刃力剣 連射式刃力弓
射出式斬戦輪 砕結界式斬廻盾
抗刃力結界
[膂 力] C+
[耐 久] C+
[飛 翔 力] B+
[運 動 性] A+
[射 程] C
[修 復 力] D
[総 火 力] C+
[騎体解説]
第四騎士師団〈風導の鬣〉師団長、ヴァーサ=フィッツジェラルド専用の宝剣。兜飾りは牛のような角を両側頭部に着けたもの。イェスディラン群島産の主力量産剣スクラマサクスの強化発展型騎体。スクラマサクス同様に小型かつ軽量級のソードであり、風属性の特性上運動性が非常に高く、敏捷性に関しては宝剣の中でもトップクラス。
その敏捷を最大に活かした戦術に特化するためのカスタムがされており、更にヴァーサの竜殲術が発動されれば本騎は目にも止まらない程の疾さを発揮する。
⚔〈ラーグルフ〉⚔
[分 類] 宝剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] 第六騎士師団〈操雷の髭〉
[搭乗者] ウェルズ=グラッドストーン(狙撃騎士)
[属 性] 雷
[全 高] 10.4m
[重 量] 11.2t
[武 装] 刃力剣 狙撃式刃力弓×4
追尾型炸裂弾 耐実体結界
[膂 力] C
[耐 久] C+
[飛 翔 力] B
[運 動 性] C+
[射 程] A(S)
[修 復 力] D
[総 火 力] B+
※()内はウェルズ操刃時
[騎体解説]
第六騎士師団〈操雷の髭〉師団長、ウェルズ=グラッドストーン専用の宝剣。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもの。十二騎士師団長唯一の狙撃騎士であるウェルズのために狙撃戦特化仕様にカスタムされており、実に四丁もの狙撃式刃力弓を装備している。
本来は刃力核直結式聖霊騎装を装備する両腰部に通常の狙撃式刃力弓を二丁装備することで、両手に装備する狙撃式刃力弓と合わせ、一度に四発もの狙撃を可能とする。ただしそのような芸当が可能なのは、操刃者であるウェルズの類まれな狙撃能力の高さと、並列思考能力の高さがあってこそである。
※※※【神剣】※※※
⚔〈アロンダイト〉⚔
[分 類] 神剣
[開発地] エリギウス大陸
[所 属] 〈寄集の隻翼〉
[搭乗者] ランスロット=ナイツオブラウンド → プルーム=クロフォード(射術騎士)
[属 性] 雲
[全 高] 9.8m
[重 量] 10.2t
[武 装] 思念操作式斬竜剣 思念誘導式刃力弓
思念操作式飛翔刃 思念操作式竜咬刃力弾
思念操作式分割盾 耐実体結界
[膂 力] B
[耐 久] B
[飛 翔 力] S
[運 動 性] A+
[射 程] A
[修 復 力] B
[総 火 力] A
〈騎体解説〉
地上界ラドウィードにてエリギウス大陸で製造された七つの神剣の内の一振り。雲の大聖霊石を核に持つ、雲の神剣。兜飾りは短剣の刀身を額に着けたもの。主な設計者は竜殲の七騎士の一人にして天才鍛冶ランスロット=ナイツオブラウンド。
元々の操刃者は設計者と同じくランスロット=ナイツオブラウンド。現操刃者はプルーム=クロフォード。
雲の神剣に相応しくその飛翔力は他の追随を許さず、運動性も非常に高い。神剣の中では膂力と耐久が低めではあるが、その性能は他のソードとは一線を画す。
神剣の固有武装の斬竜型刃力剣である思念操作式斬竜剣と竜咬式聖霊騎装である思念操作式竜咬刃力弾はいずれも思念操作を必要とする聖霊騎装であり、操刃者は高い空間把握能力と並列思考能力を要求される。
⚔〈アパラージタ〉⚔
[分 類] 神剣
[開発地] ディナイン群島
[所 属] 第三騎士師団〈裂砂の爪〉
[搭乗者] トリヴィクラマセーナ=ベータラー → シェール=ガルティ(白刃騎士)
[属 性] 土
[全 高] 11.1m
[重 量] 14.4t
[武 装] 裂爪式斬竜剣 刃力弓
追尾式炸裂弾 展開式竜咬刃力爪
咬縛式圧殺牙
[膂 力] A
[耐 久] A~SSS
[飛 翔 力] B
[運 動 性] B
[射 程] B
[修 復 力] A
[総 火 力] A+
〈騎体解説〉
地上界ラドウィードにてディナイン群島で製造された七つの神剣の内の一振り。土の大聖霊石を核に持つ、土の神剣。兜飾りは宝玉を額に着けたもの。重騎士さながらの重厚な外観と、左右の腰部に備えられた副椀による四本腕という、異質な姿を併せ持つ。主な設計者は竜殲の七騎士の一人にして天才鍛冶ランスロット=ナイツオブラウンド。
元々の操刃者は、ディナイン王国所属 竜殲の七騎士の一人トリヴィクラマセーナ=ベータラー。現操刃者はシェール=ガルティ。
土の神剣に相応しく装甲が非常に強固であり、神剣の固有武装の斬竜型刃力剣である裂爪式斬竜剣の能力により、刃力攻撃もしくは実体攻撃耐性を強化した状態であれば、特化された方の性質の攻撃が直撃しても傷一つ付かない程耐久力が増す。
光の爪を放射状に展開することが出来る、副椀状の竜咬式聖霊騎装である展開式竜咬刃力爪は、恐るべき攻撃範囲と攻撃力を誇り、無造作に振り回すだけで驚異的な殲滅力を誇る。