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狐の住む岸辺  作者: マイソフ
第5章 日没、あるいはソード・ビーチ
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6月6日 午後0時30分 カーン市(第21戦車師団司令部)


「空軍がここまで無力だとはな」


 司令部を出るとき、ロンメル元帥は空を見上げた。フォイヒティンガーの処置はロンメルを一応満足させたが、連合軍の空襲が激しく海岸での攻撃が滞っていると聞くと、ロンメルは前線を視察すると言い出したのであった。3レベル上の司令官に戦地をうろうろ歩かれては師団長の立場はない。しかしそれを言い出せずにいるフォイヒティンガーである。


 2機の連合軍戦闘機が、カーン市北方の路上で、コートの人物を乗せた軍用の大型乗用車に目を止めた。


「連中、まだ昼間に移動する習慣があるようですよ」


「では教育してやろう」


 ふてぶてしい会話の後、戦闘機は乗用車に襲いかかった。


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