はじめに
この話は僕、としの少年時代の話で、実話を元に思い出しながら書いているので、少し(かなり?)フィクションが混じる可能性があります。
とし少年はプール優先、夏休みの宿題を後回しにしてしまう普通の田舎の小学生。
その田舎具合はというと同級生は男女合わせて17名。
小学校は山すそにあり鉄筋コンクリート造り3階建ての築30年程度の古い校舎である。
裏山は地層が露出し、小規模なスモモ?の果樹園が広がっている粘土質。
校庭周りは野草が生い茂りカナヘビが走り回り、カマキリ、殿様バッタを簡単に捕まえることができた。
また、校舎の前の畑からは土器の破片が当たり前のように出土し、近くには県の重要文化財に指定されているご本尊を奉った神社もあり、歴史の感じられる土地である。
後の絵日記でもその神社に関連するストーリーを紹介したいと思います。とし少年の周辺状況はこのような感じで、日常のお話を紹介したいと思います。
これを読んで頂いた方が、あ〜そんなのあったかも・・・とかそんな時代もあったんだ・・・とか心の中で絵日記風な何かを思い浮かべてもらえれば幸いです。
僕は生後40年ですので、諸先輩方に比べればたいした歴史ではありませんが、楽しんでもらえれば嬉しいです。