謎の男
ナヴーに辿り着いたバルド一行、 ナヴーを取り囲む壁には磔にされた人々が
服装から察するにマナ法国の枢機卿達であろう。
「これは・・・一体・・・」
口笛が鳴り響く、 そして一般的な寿司と比べて明らかに巨大な軍艦巻きが隊列を組んで出現する。
「こ、 これは一体・・・」
軍艦巻きの陰から男が現れる。
「闇のスシブレーダー、 では無いな?」
「貴方は?」
スシブレードを構える男。
「やる気か!?」
「スシブレーダーならばスシブレードで語るべきだと思う」
「・・・良いだろう」
男のスシブレードはネギトロの様である。
バルドもエッグヴィーナスを構える。
「卵巻き・・・珍しいな」
「・・・」
「「3、 2、 1、 へいらっしゃい!!」」
互いのスシブレードが激突し合う。
防御に秀でたエッグヴィーナス、 相手はネギトロ。
スシブレーダー同士の模擬線でネギトロとも戦った事はある。
だがしかし・・・
「早いッ!?」
回転が普通のネギトロよりも多く回転している。
ただのネギトロでは無い!!
「いなせ!! エッグヴィーナス!!」
「ネギトロイヤー ZZ!! 推し進め!!」
ネギトロイヤー ZZと呼ばれたスシはエッグヴィーナスに押し寄せる。
エッグヴィーナスの防御性能でもこの一撃は不味い!!
いなすのが正解、 しかしネギトロイヤー ZZがその正解の前に立ち塞がる。
逃がすまいと追いすがるネギトロイヤー ZZ。
「っ!! 進め!! エッグヴィーナス!!」
「むっ」
逃げられないと感じたバルドはエッグヴィーナスを反転させ
ネギトロイヤー ZZに向かわせる。
「破れかぶれでは勝てないぞ!!」
「破れかぶれでは無い!! エッグヴィーナス!!」
ネギトロイヤー ZZとの激突の瞬間。
エッグヴィーナスは逆回転しネギトロイヤー ZZの背後を叩いた!!
「!!」
男は眼を見開いて驚愕した。
そしてネギトロイヤー ZZを手に取った。
「もう良いだろう、 君の実力は良く分かった」
ネギトロイヤー ZZを食べる男。
「・・・貴方は?」
「僕は三崎 総司、 闇寿司を憎む者だ
君達ファウンデーション教国のスシブレーダーは噂では聞いていたが
実力は良く分からなくてね・・・接触は迷っていたんだ」
「偉そうな態度だな、 何様だよ」
ゴハンが悪態を吐く。
「悪いが今回は君の実力を見たかっただけで僕は本気を出していない」
「本気を出すとどうなるんだ?」
すっ、 とスシブレードを取り出す。
マヨコーンだ。
「それが君の本気、 と言う事か?」
「驚かいのか?」
「何が?」
「闇寿司を使っている事をだよ」
「???」
「・・・ふむ、 如何やら寿司に関しての理解が低い様だ・・・まぁ良いか」




