進む者、揉める者
「・・・・・何かが起きているな」
バルド達は情報共有を終えて一度、 セキユーの店を見に行こうと言う事になった。
しかしセキユーの店のドアが壊されていた。
「如何する? 入ってみるか?」
「うーん・・・・・」
「・・・一旦入ろうか」
ゴハンがウィンクする。
「?・・・うん、 じゃあ入りましょうか」
バルド達が店の中に入る。
「外に見張りが居る」
店の中に入ったゴハンが窓の外を指し示す。
「・・・確かに、 でも何で? ダークネスシ帝国とは協力関係じゃないのか?」
「・・・・・首を狙われているのだろう、 トゥーンウィも自分の地位を目当てに
何度も襲われていたと言っていた」
「悲しいな・・・心休まる暇が無いじゃ無いか」
「そうだが・・・」
「・・・・・ん?」
バルドが店の奥に行く。
「バルド?」
「地下が有るみたいです」
「地下・・・・・」
地下への入口を見つけたバルド達。
ゴハンがコインを落して見る、 反響音が聞こえない、 相当深い様だ。
「・・・・・何だ、 ここは・・・」
「仕込み場・・・でしょうか?」
「入ってみるか?」
「・・・・・・・・・・」
バルドは考えた、 自分でも勝てないだろうスシブレーダーのセキユーが
待ち構えているかもしれない、 そう思うと身が竦んだ。
「私が様子を見て来る」
サイが梯子に手をかけた。
「サイ、 お前が行くのか?」
「セキユーさんは悪い人間じゃないよ、 私はそう思う
だからこの先に行っても問題は無い」
いや、 その理屈はおかしい、 とその場の誰もが思ったが
行かなければならないだろうなと言う事は薄々分かっていたので黙っていた。
「僕も行きますよ、 女の子だけに行かせません」
バルドも出た。
「隊長だけに生かせる訳には行かないね、 私も行くよ」
グレンが前に出た。
「じゃあ俺も行こう」
ゴハンも進んだ。
「なら我々二人は退路を確保しよう」
「危なくなったら直ぐに逃げてね」
エミリーとハウが待機する事になった。
「じゃあ行きましょうか!!」
「「「「「おう!!」」」」」
画して彼等は行動を開始したのだった。
同時刻、 外で見張っていたソルジャースシ達は如何するか揉めていた。
「隙を見て連中をやっちまおうぜ」
「馬鹿、 ヤミ・アプレンティスと同等の連中相手に出来るか」
「そこはほら、 セキユー様と戦って消耗した所を」
「ここは命令通りにインフレーション様に報告に行った方が良い」
「馬鹿正直に従っていたら何時までも出世出来ねぇよ」
やいのやいのと揉めている、 ソルジャースシ、 初動が遅れたのは不味かった。




