脅威!!スシの屋台!!
「あむあむ・・・」
露店で買った肉の棒を食べながらグレンとバルトとエミリーが歩いていた。
「ねぇ、 バルト隊長、 本当にサイと会う気?
正直あの娘は死んでも良いと思っているんだけど」
「あんまりそう言う事はいうもんじゃないですよエミリーさん」
「そうだよバルト君の事も考えなよエミリー
殺す時は黙ってやるんだよ、 んぐ」
グレンが肉の串を一本食べた。
「グレンさん」
「バルト君、 サイのお母さんは本当に立派な人だったよ
シャリ王国の聖女グリアータと言えばその功績は計り知れない
まさに聖女の中の聖女だった、 それをサイの身勝手で死ぬなんて・・・」
ぼき、 と串を圧し折るグレン。
「彼女に良いイメージを持っている者は少なくないし
何時か彼女は後ろから刺されるよ
ファウンデーション教国に戻ろうが戻るまいが敵を作り易い性格だ」
「国外に出ている今の内に殺した方が良い」
「落ち着きなよ・・・そう直ぐ殺すのは良くない・・・
政治的な問題とかも有るでしょう、 一旦話をしてからにしよう」
「話になれば良いですけどね、 隊長、 貴方はサイに嫌われている」
「うっ・・・」
確かにサイは自分及びスシブレーダーに関してサイは眼の仇にしていた
そんな自分達にサイが協力してくれるだろうかとバルトが思いながら歩いていた。
「所でバルト君、 サイとの待ち合わせ場所は何処になるの?」
「えぇっと・・・ここですね」
サイとの待ち合わせ場所、 そこは貧民達の為の炊き出しの場所だった。
「ここ?」
「貧民に紛れているのか?」
そう思いながら歩いていると・・・
「!? 隊長!! あれ見て!!」
エミリーが貧民の持っている物を見る!! スシだ!! スシを喰っている!!
「スシ!? じゃ、 じゃあここは闇寿司の勢力圏内!?」
「そうじゃないよ」
サイが現れる、 割烹着を着ている、 炊き出しを手伝っていたのだろうか。
「サイ・・・さん、 これは一体・・・」
「こっちに来て、 落ち着いて座って話しましょう」
サイはバルト達三人を案内する。
「さぁここですよ」
「ここって・・・」
連れて来られた場所・・・それは屋台である!! スシの屋台である!!
「こ、 これは!?」
「へいいらっしゃい!!」
スシの屋台から顔を出す白い割烹着を着た中年男性の大将、 まぎれもなく寿司職人だ!!
「あ、 貴方は一体・・・」
「私はマラキリと言います、 闇の親方からはダースシ・セキユーとも呼ばれていますが・・・」
「セキユー・・・スシの暗黒卿!!」
「えぇ、 そう言う事になりますかね」




