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爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~  作者: Mr.後困る
第六章:ダークネス・チョコレート・オン・ザ・アイス
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氷解

回転力を増し続けるチョコソースがかかったアイスクリーム。

冷気も強まっているが・・・


「やみぃ・・・・・」


やみちゃんの顔は暗い、 回転力が増し続けたチョコソースがかかったアイスクリームは

回転が臨界点に近いのだ、 回転を上げ過ぎた結果

自己崩壊を起こしかねない領域に達しかけている!!


「はぁ・・・はぁ・・・」


だがバルトの顔も暗い、 何故なら回転が上がる度に冷気も強まっているのだ・・・

この冷気は次元間スシ・フィールドの外にも影響を与えているのだがそれは後に回すとしよう。


「・・・・・はぁ・・・ぐっ・・・エッグ・ヴィーナス・・・」


回転を続ける自分のスシブレードの名を呼ぶバルト。

エッグ・ヴィーナスには霜が降りた見るも無残な姿になっていた。

だがしかし回転に一切の減退は無かった!!

これがスシブレードとスシブレーダーとの間の絆!!


「や・・・み・・・」


やみちゃんも寒さに震えながらその光景を見る。

やみちゃんの頬に一筋の筋が光る。


「涙・・・?」

「や・・・あみ・・・」


やみちゃんが自分の頬を撫でる、 その手には涙が・・・


「・・・・・・・・・・」


チョコソースがかかったアイスクリームの回転は尚も上がり冷気も強まり続けた。


「やみ・・・・・」


やみちゃんが手を伸ばした。


「なにを・・・するつもりだ?」


しかし何も起こらなかった。


「・・・・・」


やみちゃんは闘技場の中に飛び込んだ!!


「なっ!? 馬鹿な!?」


辺りを極寒に包む冷気の根源に近付くのは自殺行為だ!!

しかしやみちゃんはチョコソースがかかったアイスクリームに近付き、 持ち上げ平らげたのだった!!


「!!!・・・!!!」


寒さに震えるやみちゃん。

先程まで周囲を凍らせていた冷気の根源を食べたのだ。

魂まで凍り付くだろう!!

バルドも闘技場の中に飛び込んだ!!

そしてやみちゃんの元に駆け寄った!!


「な、 何であんな事を!?」


バルトは叫んだ、 眼の前の少女は敵の大将だったが

何故唐突に自殺行為を取ったのか・・・

やみちゃんは近くを回転していたエッグ・ヴィーナスを捕まえて食べた。


「んぐんぐ・・・・・・・だ・・・って・・・き・・み・・・

みた・・・いな・・・いいひとを・・・ころせない・・・よ・・・」


そう言ってやみちゃんは眼を閉じた。


「お、 おい!!」


やみちゃんは寝息を立てていた、 如何やら眠っているだけの様だった。


「・・・・・あ、 そうだ、 拘束しておこう」


やみちゃんをロープで縛るバルト、 縛ったと同時に

次元間スシ・フィールドは解除された。

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