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罪人の祈りは果たして、主に届くのか

答えなんていらなかった。

ただ私は、私のことを見てくれるひとがいてくれれば、それでよかった。

側にいてくれなくてもいい。どんな甘い言葉も、要らないから。

お月様みたいに、どんなに距離が遠く離れていても、そこにいて見てくれればいいの。

触れたいと、触れて欲しいと手を伸ばすのも我慢する。

たとえ蛇に唆されても、赤い木の実には手を出しません。————だから、どうか。

まるで子供みたいな、幼稚な望み。

それを叶えてくれたのは、あなただったの。

馬鹿みたいに真っ直ぐで、本当に馬鹿みたいに突っ走る。

でもそれが死ぬほどかっこいいと、感じる私も馬鹿なのかもしれない。

私の凍てつくこころ、溶かしてくれるのはあなただけ。

あなたは、私のヒーロー。私のたったひとりの、神父さまなんです。


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