適当で難しい世界
魔王はバイトを決意した
しかし…バイトとはなんだろうか?
この世界における階級なのか?
そもそもバイトとはどうやるんだ?
と、そこに求人募集紙を見つけた
求人募集?ふーむ…なるほど
一般的なバイトから まぁ
色々なバイトまで沢山あった
でも、魔王は面接も知らないし働き方すら知らない
むしろ履歴書すら知らない
そんな魔王たまはいつ働けるようになれるのか?
だいたい50万ルビーくらいじゃな
50万ルビー!?そ それは一体
どのくらいの量なんだ…?
そうじゃな、まぁ壺とか割ったり
草むしってればいつか集まるじゃろ
ちょちょちょ!?じーさん適当すぎじゃね!?
そんなん、わしに聞かれても知らんわい
わしだって50万ルビーあったら引っ越すわい
(この爺さんどこまで適当なんだよ…)
さ、勇者タルタルよ そなたの次に行く地は
絶壁の村じゃよ
絶壁の…村…?
そうじゃ 絶壁じゃ
全てが絶壁じゃ
(つまり…皆まな板ということか…)
タルタルは少しだけ残念そうだった
じーさん
絶壁の村にはどういけばいいんだ?
そうじゃな適当に行けばつくじゃろ
て 適当!? うむ、そうじゃ
RPGってのはどんなに適当に動いてても
いずれはつくものじゃ 頑張るんじゃぞい
(こいつ殴りてぇ…)
んだよあのクソジジィ
適当っておかしいだろ!
これはゲームの世界じゃないぞ…
って、駅あるのかよ!
えっと、すいません
これって絶壁の村に行きますか?
あー、あそこには行けないんだよ
え?どうしてですか?
どうしても何も、絶壁に村を作るような連中だ
線路なんてあるわけがなかろう
(あ、それもそうか…)
なるほど…ありがとうございました。
君、待たんかね
絶壁の村に行くには洞窟に入る必要がある
ここから北に40分歩くと小さな祠がある
そこから洞窟に入れるよ
ただ、祠から洞窟を見つけた者はいない
ま、精々頑張ってみなよ
あ ありがとうございます!
40分か…そもそもコンパス持ってないから北ってどっちだ…?
仕方ない
適当に行ってみるか…
タルタルは祠につけるのか…
魔王たまは求人募集紙を見つめていた
よし、決めたぞ
建築系に行こう 我が帝国を作るには
建築は必要不可欠だ
我が夢に一歩近づいたぞ
ふははははははははは!!!!
さて、1度城に帰るか
ただいま戻ったぞ!我の帰りだぞ!
迎える者はおらぬのか!
……………………………………………
寂しいの…
とりあえずバイトは何をするか
セバスチャンに聞くか
セバス セバス!
はい どうなされましたか魔王様
バイトとはどうやるのじゃ?
バイトでございますか
まずは、履歴書という特殊な紙が必要になります
そして見た目です。
魔王様の見た目では絶対に無理でしょう
普通の服を買いましょう
まずはそこからです
ふむ。わかったぞ
で、服はどこで買えるんだ?
フジクロって服屋さんがありますので一緒に行きましょう
第5話に続く!
(次回は魔王の話だよ!)




