愛はマボロシ☆
1
*愛は消えていった!
夢は育たなかった!
いつの頃か僕たちみんなダンマリ決め込んでいるんだ
みんな過ぎて行った
誰も気づかなかった
そして僕らみんな空見上げて他人のことは
見えない 聞けない そう「うちとけない」
夜の 街が 雲に慣れたら
僕らのユウウツも様になるさ
夢も 今も 知らぬ未来も
春一番ですべて消えていく
後に残るは僕らのヌケガラ
君の 声が 夜に溶けたら
つらい浮世も綺麗になるのさ
そうさ 今日は 奴らの星を
二人笑って叩き壊すのさ
叫びだしても 逃げ惑っても
かけらは突き刺さる
*愛は消えていった!
夢は育たなかった!
いつのころか僕たちみんなダンマリ決め込んでいるんだ
みんな去って行った
だれもかまわなかった
そしてぼくらみんなひきこもって世の中など
知らない いらない そう「受け付けない」
2
昼の 他人は 僕らに言うさ
「若い人には未来があるよ」と
「努力すれば どんなことでも
かなうものだよ 頑張りなさいね」
バカにしないで そんなのウソだろ?
だって 僕ら これでもかなり
ただ生きることに努力してんだ
だけど 他人は いつもあきれて
「ろくに敬語もしゃべれない」という
ふざけないでよ! そっちはろくに
人を見てやしない
*愛は消えていった!
夢は育たなかった!
いつの頃か僕たちみんなダンマリ決め込んでいるんだ
みんな過ぎて行った
誰も気づかなかった
そして僕らここに存在することすら許されなかった……
*みんな去って行った もう居場所はなかった
いつの頃か僕たちみんな何も信じなくなったんだ
みんな消えていった 誰も救えなかった
そうさ僕ら気取った鍵をかけるあいつらに
教えてやるのさ 愛はマボロシ☆