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とちゅうかんけつ  作者: 蒼凪 空
3/4

ヤコウは何者?

俺  「…お前…それもう仕事無いじゃん」


通告人「まぁ…そうですね。

    嘘…つきました…。」


俺  「じゃぁ俺これからどうやって稼ぐんだよ。」


通告人「ぁぁ…それは…例えば

    現王の所へ行って世界征服しない代わりに金くれ…とか

    ちっちゃい町でも支配して税金とる…とか…

    考えればいくらでもありますよ…自分で考えてくださいよ。」


 あー…俺これからどうなんだ…俺が勇者になりたかったのは冒険して…迷宮(ダンジョン)クリアして魔王倒したかったから…。魔王でも…冒険ならできるだろうけど…仲間が…ヤコウは剣士…俺は水魔法と闇魔法しか使えねぇ…冒険にはそれなりの仲間が必要だ…。


魔王になっちまった俺に仲間なんて集まるのか…?

魔王を倒すために訓練してきた奴らと仲間になんてなるのか…?

けど……


通告人「あの…魔王様…

    そろそろ魔王様なんてふざけた呼び方疲れたんで名前教えてください。」


俺  「あー…うん。おまえってそうゆう奴だよな

    俺の名前はバイル・カルロス。好きによんでくれ」


通告人「あー…じゃぁバカで。」


俺  「はっ?!なんで馬鹿?お前…好きに呼べとは言ったけどさすがに…」


通告人「なんですかバイルのバとカルロスのカをとってバカです。

    今までバカと呼ばれたことはないのですか?」


俺  「いや…うん。無いよ。」


通告人「…驚きました。

    名前の頭文字で呼ぶことは少ないでしょうが…

    あなたは馬鹿なのに…本当に驚きました…」



俺  「いや…うん。もういいや。

    話戻るぞ…俺はこれから仲間を集めて迷宮(ダンジョン)に挑戦しようと想う。

    俺は水魔法と闇魔法遠距離タイプの魔道化士だ。

    ヤコウは魔剣士だったよな…近距離魔法タイプだよな…なに属性が使え        る?」


通告人「あぁ…全部です。光・闇・水・風・炎はもちろん。

    古代魔法も少し。回復は蘇生までできます。

    ちなみに。魔剣士と名乗っているのは近距離が好きだからであって…

    回復・遠距離・近距離・中距離…そのすべてをできます。」


俺  「は?そんな万能な人間…いていいのかよ…。」


通告人「何を言ってるんですか。私は人間ではありませんよ?」


俺  「…………………は?」




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