魔王の仕事ってなに?!
俺 「あのー…お前名前なんだっけ?」
通告人「ヤコウです。…何ですかその記憶力…」
俺 「…それでヤコウ。俺はなんで選ばれたんだよ。」
通告人「さぁ。そんなこと知る訳ないですよ。魔王様は…馬鹿…ですか?」
俺 「いや…つかお前。意外とグサッと言うな…」
通告人「まぁ次期魔王は先代魔王が候補者の条件を決め指名されます。
先代魔王は本当に魔王のイメージ…悪そのもののような方でしたから…
その条件も意地の悪いもので。」
俺 「その条件てなんだよ………まさか…」
通告人「あ…たぶんあってますね。」
俺 「はぁ?!」
通告人「いや…そんな驚きますか?普通…」
俺 「驚くだろ!!!つか、意地悪すぎだろ…
勇者に就職希望ってのが魔王の条件とか」
通告人「別に…一応理にかなってますし。
勇者候補を潰しておくのは普通のことでしょう?」
俺 「っ…!!そ…そんな事したら魔王世界征服しないじゃないか
少なくとも俺はやらねぇぞ。」
通告人「はぁー…。あなたほんっとに馬鹿なんですか?」
俺 「いや…別に間違ったことはいってねぇだろ。
勇者希望が世界征服なんてするわけねぇだろ。
それに…世界征服しない魔王とか魔王じゃないだろ。」
通告人「…いや…世界征服以外に魔王はやることたくさんありますよ?
とゆうか、世界征服以外の割合のが大きいですよ?
あなたそれでも本当に勇者希望だったのですか?魔王の事ろくに知らな いとか…」
俺 「…じゃそのしごとってなんだよ。」
通告人「…雑用?」