10月3日(月) 次女・翔子 「ふれてほしい場所のおく」
土曜にあった、ようち園の運動会、楽しかったね♪
三人とも、がんばってるとこを見てもらうのは、やっぱりうれしかったみたいで――
あれから毎ばん、お家で夜の運動会♪
とーちゃんは全競技に出なきゃいけないから、大変だね!
でも、アセを流すのってキモチいいでしょ♪
これからもしようよ。
とーちゃんのぼりに、とーちゃんころがし――
とーちゃんの耳元でささやき応えん合戦♪
どれも大もり上がり☆
新しいのも考えなきゃ♪
そして、運動の後は――
みんなでおふろ♪
ボクらがとーちゃんのつかれを取ってあげるよ♡
全身にせっけんをつけて――
あらいながらマッサージ♡
まずは理沙姉からだよ♪
とーちゃん、にげちゃダメ!
照れちゃって、カワイイなぁ……♡
でも、理沙姉だってとーちゃんのためにがんばってるんだし――
しばらく、とーちゃんとおふろに入るのガマンしてたんだから。
しっかり受け止めてあげなきゃ。
ケド、とーちゃんのカラダって大きいし――
もうひとりくらい、いっしょにあらってもいいかな。
それじゃあ――
凛、どうぞ♪
凛だって、ここ何年かとーちゃんとのおふろをガマンしてたでしょ。
そのぶん、今楽しみなよ♪
へへ、理沙姉と凛、ふたりにはさまれて、とーちゃんキモチよさそう……♡
お返しに、ふたりのコトもあらってあげなきゃね♪
お楽しみはまだあるよ!
とーちゃん、タオルで目かくしして……♪
今、とーちゃんのおひざに乗ってるのは、だあれ?
……愛?
正解!
よくわかったね!
優結や華弥とのビミョーなちがいがわかるなんて――
さすがボクらのカラダを知りつくしてるとーちゃん♡
おハダのカンジとか、カラダの大きさとか――
やっぱりちがうってわかるのかな?
お次はふたりいっしょだよ!
わかるかな~?
ヒントの代わりに……好きなだけさわっていいよ♡
右が巴で、左が華弥?
わ、全然さわらずに当てちゃった!
すごいケド、ちょっとつまらないぞ~。
そろそろあらいっこの続き!
今度は美貴がしてくれるって♪
目かくしはそのままだよ♪
美貴ってやっぱり器用だね……!
うふふ、とーちゃんって――
こんなにカワイイ声も出るんだ……♡
おままごととかで、もっと女の子の役もできるんじゃない?
今度やってもらお~♪
あ、そのときは、だれかが美貴みたいに、とーちゃんにしてあげなきゃいけないのかな?
……ボクも美貴にならって練習しよっと。
とーちゃん、上がるのはまだ早いよ!
ボクらもちゃんとあらってくれなきゃ♪
ただあらうだけじゃつまらないし――
目かくしのままでお願いね♡
んっ、ふふっ……くすぐったくて……キモチいい……♡
あっ、とーちゃん、ん……そこもあらわなきゃいけないケドっ……!
まだ……ちょっと待って……♡
……どこをさわったかって?
ナ、ナイショ!
そんなの聞いちゃいけないんだよ!
……とーちゃんしか、さわっちゃいけないところだよ。
ボクらのカラダには、そんなところがいくつかあるんだ……♡
え、なんでやめちゃうの……?
あらってくれなきゃ、おふろの意味ないよ。
……「もうやめよう」?
なんでそんなコト言うのさ~!
せっかく楽しいのに。
こんなコトは、ケッコンしてからしなさいって?
どうして。
ただ親子であらいっこしてるだけだよ?
……「もし、好きになった人が、ケッコンする前にこんなコトしてたらイヤでしょ」?
うーん……そんなものかなぁ。
だれだって、小さいときはあらってもらってるだろうし。
ま、ボクはもう小さくないケド♪
とーちゃんだって、ボクの知らないコト、今までたくさんかーちゃんとしてるクセにさ。
ずるいよ。
それに、とーちゃんがボクらとケッコンしてくれたらいいだけでしょ。
どうして、ボクらがだれかとケッコンすること、そんなにカンタンに想像できるんだよ――。
でも、とーちゃんがそう言うなら、やめてあげる♪
目かくし取って!
ほら、とーちゃんったら。
ボクのお口に指をつっこんじゃってる♪
それも、くちびると歯ぐきの間!
あはっ、あははははははっ♪
何でこんなトコに入るんだろ!
歯みがきは後だよ~♪
はずかしがりで心配性のとーちゃん――
ボクらは、そんなとーちゃんが大好きだよ♡
最後に、シャワーで軽く流してね。
ふー、さっぱりした♪
じゃあ上がろっか――
あれ、優結は?
あ、優結~!
とーちゃんのそこは食べちゃダメだよ!
おへそにぴったりくっついて――
優結はタコさんで、かみなりさまだね!
それともおっきなヒトデ?
とーちゃん、おへそを取られないようにしないと♪
……「ちがう、おへそをまもってる」?
失礼しました、優結さんっ!
さっきからちらちら見て、とーちゃんのおへそをねらってるのは――
ボクたちのほうだもんね♪




