2月14日(日) 【7】 長女・理沙 「解けるときを待っている」
お父さん、大じょうぶですか?
ウイスキーボンボンを食べ過ぎて、よっぱらっていませんか?
プレゼントはまだありますよ♪
私のリボンも、わすれずに解いてください……。
生まれてから毎日、お父さんを見てきました。
一番近くで。
そして、ずっと思っていました。
私をプレゼントにして、もらってほしいって。
はずかしくて、ひとりではできなかったけれど。
妹のみんなのおかげで、私もいっしょにリボンをまとうことができました♪
お父さんに解いてもらうために――。
私はもう、お父さんのものです。
本当は、ずっと前から。
これは、十二年の間、胸の真ん中にある――
何より信じられる気持ちです。
私の気持ち、前に伝えたとき――
お父さんは受け入れてくれましたね。
とても幸せです。
でも、私はおくびょうで――
すぐに不安になってしまいます。
本当にずっと、大人になっても――
お父さんは、受け入れていてくれるのかなって。
いそがなくたって。
お父さんは、いつでも私たちに幸せをくれる。
そのときの私たちにふさわしい幸せを。
分かっているけれど、ときどき今がもどかしい……。
だから、せめて――
私を、私たちを捧げます――!
というわけで、パーティーを楽しみましょう!
みんなが何かをしてくれるみたいですよ♪
愛ちゃんのマホウショーかな?
翔子ちゃんと美貴ちゃんのダンスも見られそうですね!
私は出し物は苦手だから、凛ちゃんや華弥ちゃんと応えんをしようかしら。
みんなの前で絵本を読んだり、お話するのはどうかって?
いいですけれど――
そろそろみんなおなかいっぱいだろうから、おやすみしてしまわないかな。
あら、優結ちゃんが――
お父さんにチョコを持ってきてくれました♡
巴ちゃんも、おすすめを選んでくれているみたいです♪
じっとしていると、お父さんの周りにどんどんチョコが積まれそう♪
ここにいるのは、みんな――
お父さんが大好きな娘たちですもの。
何度だって。
いくつだって。
チョコをおくりたくなっちゃうんです――♡




