表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
701/937

11月18日(月) 次女・翔子 「おはよう!」

 ちゅんちゅん、ちちち――。


 うーん……。

 鳥が鳴いてるね。

 むにゃにゃ――。


 とーちゃんの、うでの中――

 あったかくてキモチいいな――。




 んん?

 もうこんな時間!?


 とーちゃん、おっはよー!

 朝だよっ!


 とーちゃんの出発まで、あと一時間ちょっと!

 いそいで朝ごはんを食べれば――

 少しくらい、いっしょにゲームできるよ♪




 それとももう少し――

 このままがいい?


 あったかいベッドの中で――

 ボクといっしょにねてたい?


 んふふっ♪

 とーちゃんがいいなら――

 それでもいいよ♡


 ボクもまだここで、手をつないでたい気分。


 そうだ、足もつなごうよ!

 ボクは、足の指も自由に動かせるんだよっ!

 とーちゃんはできる?


 できなくたって、ほら――

 ボクがこうして、ガッチリつかんであげるよ♡




 昨日の夜も楽しかったね、とーちゃんっ♪


 みんなでゲームをして――

 最後はとーちゃんとボクの、アツいイッキ打ち!


 それからそのまま――

 ボクのベッドでエンチョー戦♡


 ユダンしたとーちゃんに、くすぐりスペシャルをしかけて――

 そのままマウント!


 首をホールドして、耳やうなじに息をふきかけたら――

 とーちゃんはもうガマンできない♡


 ひぃひぃ笑ってコーサンしたって――

 ボクがしっかりおさえてるから、にげられないもんね~っ♪


 その後、反ゲキされちゃったケド――

 とーちゃんが相手なら、くやしくないな。




 ……ねぼけてボクにだきついてたとーちゃんも、カワイかったよ。

 赤ちゃんみたい♡


 ひとりだと、ちょっぴり寒い日もあるケド――

 とーちゃんがいると、アセかいちゃった。

 いっしょにねると、いつもキモチいいよね♪




 ――じゃーん! じゃーん! じゃーん!

 げえっ、七時!


 ……目覚ましが鳴っちゃった。

 そろそろホントに起きなきゃ。


 いっしょに行こ、とーちゃん。

 ベッドの外が寒くても――

 ボクと手をつないでたら、平気でしょ♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ