表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
296/943

9月26日(月) 次女・翔子 「もらってあげて♡」

 昨日は愛が張り切って、ずいぶん片付けをしてくれたね!

 いつもは散らかす側だケド――

 一度やる気になったら、すっごい集中力!


 たのもしいなぁ。

 ボクの部屋の片付けも、やってもらおっかな♪


 でも、そうしたらまた――

 ボクの服まで、全部どこかに、かくされちゃうかもね。


 そのときは、そのときで――

 ボクも愛みたく、とーちゃんのパジャマの中に、かくしてもらえばいっか♪


 とーちゃんが、パジャマのボタンを外したら――

 中からボクが飛び出てくるの♪

 何か、戦隊モノのロボットみたいで、かっこいいよね!




 っていう、半分本気の、じょう談は、置いといて。

 一応、報告しておくね。


 多分、とーちゃんも気になってる――

 理沙姉が、ボクの部屋で見つけたモノのこと♪


 あの正体は――

 理沙姉がこっそりつけてる、ヒミツの日記なんだ。


 理沙姉から、去年のノートを借りたとき――

 まぎれこんでいたんだよ。




 わかってると思うケド――

 それは理沙姉のミスで、ボクがわざとやったんじゃないからね!?


 気づいてから、すぐ返そうとしたんだケド――

 理沙姉が見当たらなくて、とりあえず置いてたんだ。


 中身はほとんど見てないし――

 くわしく話すと、理沙姉から宿題を教えてもらえなくなりそうだから――

 とーちゃんにも、ナイショにしておくよ。


 ただ、ひとことで言うなら――

 理沙姉にあんなに想われて、とーちゃんうらやましい~♡

 って、内容だったな♪




 マジメな話――

 理沙姉って、すっごくいいおヨメさんになると思うんだ。


 やさしくて、マジメで、頭がよくて――

 家事もできて。


 見た目は、メガネが似合う、知的でおしとやかな美少女♡

 さらにカラダは、妹のボクから見ても――

 ヨダレが出るくらいに、おいしそう♡


 オコると、ちょっとコワいケド――

 かーちゃんほどじゃないしね♪


 こんないい子を、のがす手はないと思うな~。



 

 学校でも、ひそかに理沙姉をねらってる男子は、多そうだケド――

 あんなのじゃ、全然ダメ。

 理沙姉だって、その気はないから、見こみはゼロだね。


 ボクから見て、理沙姉を任せられるのは――

 やっぱり、とーちゃんしかいないよ!


 悪い虫がつかないように――

 理沙姉を、しっかり守って!


 とーちゃんのアイボーとして――

 理沙姉の妹としての、お願いだよ。


 まったく――

 オクテな姉を持つと、サポートが大変だな~♪




 あんまりおせっかいをしすぎると、理沙姉がオコりそうだから――

 これくらいに、しておくケド。


 理沙姉はいっつもがんばってるから――

 ときどき、ごほうびをあげてね♡


 理沙姉のごほうびは――

 お金もかからないから、安心だよ♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ