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3月15日(火) ママ 「1年分の愛情」

 今日もお仕事、お疲れさま。

 昨日の日記で、美貴も言っていたけれど――

 今日で、この日記は1周年よ♪


 家族の思い出が、こうして形になっていくのは、うれしいものね♡

 この日記には、1年分の、娘たちからあなたへの愛情が詰まっているわ♡

 もちろん、これからも増えていくわよ♡


 今日は娘たちに、わがままを言って、日記を書くのを、私に譲ってもらったの。

 みんなは快く譲ってくれたけれど――

 あなたは、娘たちからの日記のほうが、よかったかしら?


 でもね、私だって、あなたに感謝を伝えたくて――

 どうしても我慢できなかったの。

 だから、私からの気持ちも、受け取ってくれたら、うれしいわ♡




 この日記は、私の発案ということになっているけれど――

 みんなも、何となく似たようなことは、頭の中にあったみたい。

 今までよりもっと、あなた――パパに、想いを伝えれられる場がほしい、って。


 この日記を始めたときは、もしかしたら、すぐに終わっちゃうかも――

 って、思っていたの。


 そして、それでもいいとも、思ったわ。

 だって、どんなことでも、家族の思い出になるもの。


 短い間でも、パパへの日記をつけたことがある――

 そんな思い出も、大事なものになったはずよ。




 でも、実際は――

 ひとまず1年も、続いちゃった♡


 ふふふ♡

 あなたのおかげね♡


 娘たちも、私も――

 みんなが頑張れる理由は、いつだって、あなたが好きだから――

 なのよ♡


 ……見直してみたら、何だか昨日の美貴の日記と、同じような内容になっちゃったわ。

 伝えたかったことは大体、先を越されちゃってたのね。

 娘たちも、私も、想いは同じだから、仕方ないのかもしれないけれど♡




 そういえば、日記が始まってから、1つ気付いたことがあるわ。


 それは――

 娘たちが、本当にあなたを大好きなんだってこと♡


 もちろん、それまでも、あなたと娘たちが相思相愛だって、分かってはいたけれど――

 あの子たち、あなたを完全に、愛しちゃってるみたいね♡


 子どもって、小さなうちは、パパにもママにも、すごく甘えてくれるものだろうけれど――

 それだけじゃないと思うわ。

 ……あなたも、気付いているかしら?


 その気持ちを受け止めて、応えてあげられるのは、世界であなただけよ。


 あなたは――

 どうする?


 ――不安にならなくても、大丈夫よ。

 何があっても絶対に、家族みんなが幸せになれるわ。

 私も、ついているんだから♡


 だからあなたは、これからも、あの子たちの気持ちを――

 愛を、受け止めてあげて。




 ――あ、そうそう。

 あなたに何かをお礼をしたいと思っていたのに――

 準備が出来ていないわ。

 今日のご飯を頑張って作るから、それで許してもらえるかしら……?


 そして、晩ご飯も、お片付けも、優結たちの寝かしつけも、全部済んでから――

 いっしょにお話しましょう♡


 たまには2人きりで――

 ゆっくりしたって、いいわよね?

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