表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/939

3月23日(月) 三女・凛 「そろそろ」

 (りん)よ。

 私の番なんて、飛ばしてくれてよかったに。

 あんたと話したいことなんて、何にもないし。


 こんな日記、私は最初から、反対だったのよ。

 ……私以外のみんなが、さん成するから、中止はあきらめたけれど。


 あんただって、私の日記なんか読んでも、つまらないでしょ?

 だからもう、これでおしまい。




 ……と思ったのだけれど、この日記、二百字は書かないと、次に回せないそうね。

 ママも、変な決まりを作ったものだわ。




 ――――そういえば、そろそろ春休みね。

 あんたは変わらず仕事だろうから、あまり関係ないのだろうけれど。


 春の陽気にあてられたら、翔子姉さんや美貴、愛あたりが、よけいに、さわがしくなるかもしれないわよ。

 あんたも追いかけ回されて、大変になるんじゃない?


 ……どうしても、にげ場がほしいときは、私の部屋にかくまってあげてもいいわ。

 あんたの()場所は、クローゼットの中、だけれどね♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ