第七話 日常 友人達
今晩は。
投稿です。
オトネのヤツはそそっ、と緑の後に身を隠す。
オトネはリアル女子が苦手なのだ。
2~2.5次元専門で、ゲーム内女子、モニター内女子に関しては、とんでもないエキスパートなのだが。
「修学旅行について、少し話したいんだってさ」
「はぁ?学校で話したろ?俺らこれからバイトだぜ?」
「……このイベントは……なんのフラグだ……ボソボソ……」
「本多さんのグループが一緒に行きたいんだって、どうする?」
「本多ぁ?」
「……あそこのメンバーは……鈴木さんと陽野、松田さんと満岡……」
「オトネ、よく覚えているなぁ?」
そう言って感心する緑。
「……メンバー把握は、攻略に……大事……」
何を攻略するのか分からないが、オトネは学年一位の座を松田さんと競っている、とかいないとか。
そう、オトネは頭がいいのだ。
ちなみに俺は真ん中くらいで、緑は音楽専門、ステータスはベースに全振りしているそうだ。成績は……程々である。
「……10人での行動……学校指定の宿泊ホテル、割引クーポンが使える……他にも……」
ボソボソと話すオトネ。
「俺はいいぜ、オトネとトリは?」
「俺もいいよ、オトネは?」
「……満岡……格ゲー……」
「ああ、あいつ格ゲーでなんか有名だってな」
「……問題ない……楽しみ……ふふっ……」
「光、問題ないよ……光?」
そう言えば、こいつ大人しいな?さっきは俺に散々絡んだのに?
俺はそっと光に視線を追ってみる。
……緑を見ている?
次回、第八話 日常 赤い線 です。
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