第三話 日常 幼なじみ
今晩は。
投稿です。
ケラケラ笑っているのは、幼なじみの須藤光、横で申し訳なさそうにしているのは、中学からの知り合い、白鳥瑞紀さん。
「オリの一美さんを穢すなってか?」
子供の前で、なんちゅうーことを言うのだ!
「どこから見ていた!?」
「500円交換から」
「ストーカーかっ!?」
ガシッ!
「え!?」
一美さんが光の耳を掴んだ!?
そして口元に近づける。
「いででででっ!?せ、先輩っ!痛いっ!痛いですぅ!」
(ごらぁ、ひ・か・り・ちゃん、子供の前でチチとかケツとか言っちゃダメでしょう?学校やお買い物の時、言い出したらどうするの?あん?今度、授業参観あるんですけどぉ)
「き、聞こえていましたかぁ!?すすすすすすすみませんっ!」
光もバレー部所属で、自称5年後のオリンピック代表。
体育会系は後輩に容赦しない、あ、これはおれの偏見か?それともあるあるか?
「……あの……ごめんなさい……」
小声で謝る白鳥さん。
物静かな白鳥さん、クラスの人気者。
「白鳥さん、謝らなくていいよ、白鳥さん、何も悪いことしていないし!」
「……でも」
実はこの子も体育会系だったりする。
陸上部、短距離スプリンター。
なんさま走るとが速かとよ。
おっと、お国言葉がでてしまった。
「部活は?白鳥さん?」
「え、あ、あの……その……」
「部活は?瑞紀?なんだオリに逢いに来たのか?可愛いヤツめ」
「ひっ……ひかりちゃんっ!」
またもや光が俺の口マネをする。
「わっ、瑞紀ぃ!ご、ごめんって!」
鞄を振り回す白鳥さん。
白鳥さんは口数こそ少ないが、行動は結構過激だ。
「あ?もしかして、修学旅行の打ち合わせ?」
俺の言葉にピタリ、と止まる女子二人。
次回、第四話 日常 修学旅行 です。




