第二話 日常 古い500円玉
今晩は。
投稿です。
あ!
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
きっとこの500円玉は古い500円玉なのだろう。
だから自動販売機が受け付けないのだと思う。
夕日に照らされ、長い影が3つ、ゆらゆらと動いている。
しきりに俺に話し掛ける二人。
それぞれ学校や幼稚園でのことを同時に、一生懸命話している。
おれは聖徳太子ではないが、この二人を相手に、受答えをし小さなアパート
に辿り着く。
「あら、お帰りなさい!」
「ママッ!」
「かーちゃん!」
走り出す二人。
ちびっ子二人のお母さんの一美さん。
いつ見ても綺麗なお母さん。
身長は180を軽く越えている。
決してデケーと言ってはいけない。
それは俺の母親で経験済みだ。
そう、一美さんは学生時代からバレーボールを嗜んでいるお母さんなのだ。
そして俺の母さんの後輩。
同じ中学、同じ高校、同じ会社、母さん自慢の後輩。
俺の母親もバレーボールの選手で、この二人、実業団でブイブイいわせていたらしい。
「オリは、このお母さんに惚れている。長い黒髪、子供達を慈しむ眼、豊かなチチ、引き締まったケツ、全てが愛おしい……ああ、愛しの一美さん、オリの女神!今夜も彼女と……」
なっ!?
「おい、ごら!変なナレーション付けるんじゃねぇえええええええっ!」
振り向くとそこには、ブレザー服の女子高生が二人。
一人は170を超える長身で、ケラケラ笑っている。
もう一人は俺よりちょっと高いくらいか?
次回、第三話 日常 幼なじみ です。




