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ベリック・フォークナーは、隣国トマリアの第三王子である。年はリリスよりも7つほど上で、キザな性格。王城で開かれるパーティーでたびたび会ったことがあるのだが、いつも一方的に自慢話をされるばかりでリリスにとっては苦手な部類に入る男だった。


そんな男から届いた「結婚祝いを献上したく、今度城へとお伺いしたい」といった内容の手紙。


(お気持ちは嬉しいのだけれど、あのお方は……)


と、ベリックと対面したときのことを思い出したリリスは頭を抱えたくなった。確かにベリックは結婚式には来ていなかったが、わざわざ結婚祝いを直々に届けにくるとは、何か裏があるのだろうかと勘繰ってしまう。


「……断れたらいいのだけれど、そうもいかないわね」


さすがに隣国の王子からの申し出を、こちらから理由もなく断ることはできない。


「はぁ……」


ベリックが何を企んで、このような手紙を送ってきたのか真意は計りかねるが、王子をお招きするとなると、それなりに準備も必要になる。


「とりあえず、ダリウス様に相談しなくちゃ」


手紙を手に取ったリリスは、早速ダリウスの執務室へと向かうことにした。

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