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きのう食べたアイスクリームは涙の味がした【オマケ】

作者: 塩焼

【登場人物】

澄田すみだ 真朝まあさ→主人公

飛鳥井あすかい 夜一よいち→真朝の親友

ー数年後ー



綺麗な女性司会者が俺に質問を投げる。

「この映画は澄田監督自身が体験した実話を基にした作品なんですよね?」



「えぇ、お恥ずかしながら」



「W主人公ということですが、もう1人の主人公は澄田監督のご友人なんですか?」



「えぇ、何も無かった私に楽しみを与えてくれた、良いヤツでしたよ。」



とコメントすると、すかさずツッコミを入れてくるヤツが1人。


「ちょっとちょっと!その言い方だとおれ死んでません?生きてますよー元気に!過去形にしないでね!」



主人公・アサヒ役の俳優、飛鳥井夜一が笑いをかっさらい場内を盛り上げる。


「監督と飛鳥井さんの仲はご健在ということですね笑」と司会者も微笑んでいる。


その後も質問が続き、この舞台挨拶も終わろうとしていた。



「では監督、俳優陣の皆々様、そろそろタイトルコールの方をお願い致します。」との声掛け。


共演者達がマイクを構える中、夜一がキラキラした顔で言った。



「よし!肩組みましょ!みんなで!!」



俺は思わずウワ…と声を漏らしてしまう。

夜一お前ほんと…ほら女優さん戸惑ってるじゃん…リハに無いこと言いだすから。



・・・まぁいいや。楽しそうだし。



「肩組んじゃいましょうか。青春感出るし。」

と肩を組むよう促し、合図を送る。



せーの、



『『『きのう食べたアイスクリームは

涙の味がした』』』





劇場で観てね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!








〜おわり〜

ご清読ありがとうございます。


友人から貰ったお題から連想して短編小説 第2弾『きのう食べたアイスクリームは涙の味がした』

のオマケです。


この2人は卒業後も付き合いありそうだな〜と思って書きました。



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