What the hell !!
この物語に登場する人物、事件、団体、建物は実在するものとは一切の関係を有しておりません。
とうぞ、主人公になにがおきているのか考えながらお楽しみください。
俺は今からデリヘルを呼ぶ。
昨日のことだ。
数ヵ月間付き合っていた明こと彼女が金をもって逃げ出したのは。
手元にあるお金は、あの女が俺の金を全てとるまえに偶然口座からおろした五万円のみ。
人が信じられなくなりそうだった。
形容しがたいこの脱力感と同時に俺は性的に興奮していた。
今日は彼女との初の行為を行う予定だったのだ。
いまいちピンとこないひとのためにいっておくと男性と女性が二人以上で行う行為のことだ。
そう。食欲、睡眠欲にならぶ三大欲求の一つでありながらも表社会では隠匿されている欲求を満たす行為のことだ。
まあ、話が脱線したが彼女との行為のために私は数日前から頑張って耐えていた。
だが、あの女のせいで俺が汗水流して働いて手にいれたお金も今までの我慢も水泡に帰した。
「もうどうにでもなれ!!」
そういうわけで俺はデリヘルを呼んだ。
メイという女性がきた。
偶然の一致か、はたまた神様の悪戯か。
メイは明に背丈も顔も声色もとてもよく似ていた。
メイは最初家にはいったとき、ホテルじゃないからか一瞬戸惑ったような焦ったような表情をしたが、瞬く間の間に営業スマイルになった。
俺はあの女を思い出したので、あまり乗り気はしなかったがもうどうでもよかったのでさっさと行為におよびたかった。
彼女を急かすとお金は前払い制だといわれたので財布からなけなしの五万円を取り出した。
お金をみた瞬間にもまたあの女の顔を思い出した。
俺は少し陰鬱な気持ちを感じていたが、行為を始めた瞬間にそんな気持ちはふきとんだ。
メイの顔がまずタイプというのがあったし、なにより行為の腕前がプロだった。
俺はあっというまに満たされていた。
行為が終わったあと、俺はメイと色々なことを話した。
昨日まで君に似た彼女がいたこと。
その彼女は昨日お金をもって逃げ出したこと。
一般男性がお嬢と仲良くなるために使う時間を俺は相談として使った。
彼女は困った感情を抑えながら俺の話を笑顔できいてくれいるのが話していてわかった。
まあ、当然だろう。こんなわけのわからない話をされているのだ。困るのは当たり前だ。それなのにこんなにも素敵な笑顔で話を聞いてくれるとは。何て素敵な女性なんだ。
終わりの時間がきた。
俺は彼女にお礼を伝え、玄関の前まで見送りに行く。
彼女は最後にお礼をいって店へ帰っていった。
「お金、ありがとうございました。」
あぁ、なんて礼儀ただしい娘なんだろうか。
俺は思わず惚れそうになった。
ある意味彼は幸運なのかもしれません。




