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我、賢者となりて思索に耽る

我、半身たる我が右の手を足がかりとし、白き霊峰を登頂せんとし、標たる聖典を手に果てへと至る。




至りて後、賢となるが為に思索に耽る。



我が聖典を人が見しとき、果たして人はそれを邪なる悪典と取りしや否かと。



人、自らの生を生きて、異なる真理へと至りしや否かと。



我、他の聖典を否定せずにはいられんや否かと。






我が耽りし思索、終に真理へと至る。



すなわち、我、他の聖典を否定す。


人、同なる真理へと至ること出来ずと。





しかして我、異なるを思う。



人の持ちし教典、真理を記すか否かと。



我、容易く解を得。



教典を記しは他者なりて、異なる人の真理を全て記すことはあり得べからずと。



真理、人によりて違い、又、人によりて共通す。

すなわち真理、記されし教典の存在あり得べからずと。



広く他者に開かれし教典、共通をただ記されしのみ。



真に人の欲を満たすことなきと。



自らの存在意義、人、他者から得ること能わず



自らの欲求、人、心の深奥を覗くことでしか知ること能わず



聖典に記されしは、

真なる意義にあらず

真なる欲にあらず

真なる理にあらず



しかして聖典


普遍を著す

正なる欲を表す

根源を顕わす




邪なる世界を否定す




遂に我理解す

人、教典を読み

自らの理想の一部を得るべし

自らの理想と合致せずを見るべし



そして我、現実へと思索を重ねる



理想、真に存在するを得るかと。



我、理解を深める



現実にある得る理想、理想と呼ばずと



あり得べからざる理想、理想と呼ぶと



ここに我が思索の結を記す




噛み合わない理想と現実は




噛み合わずとも良い



噛み合わずこそ正なり



聖典を鵜呑みにするべからず



そは自らの理想にあらず



他の理想なり


ぶっちゃけ何かを読んで感動したからと言って、その内容を全て自分に取り入れなくてもいいってだけです。



それがどのような本であれ、他所は他所、家は家

そのことを覚えておくことが重要です。


異世界モノを読んだからと言って、異世界に行けると心の底から信じきる事が出来る人はほとんどいないはずです。そのほとんどは心のどこかで疑いを持っているでしょうからね。

伝記だってそうです。

生き方を真似することはできても、自然とそのような生き方が出る人は伝記を読む前からそのような生き方をしていたでしょう。

真似したっていいです。

それも人生です。

だけど、結局は理想であって現実に同じことはできないでしょう。

時代が逆行する事が前提になりますからね。


ひとつだけ言えるのは



_人人人人人人人人人人人人人人_

>二次元と現実を混同するのはダメ <

 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

ですよ

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