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ベランダ

 また、ベランダから校庭を見下ろす。潤也は目がいいので、4階からでも英慈の事がよく見える。サッカー部員たちは、誰もわざわざ上を見上げたりしないので、ここからなら誰とも目が合わない。二度と悲劇を繰り返さないために、目を隠そうと決めた潤也。けれども、英慈の前ではありのままの自分を見せてもいいのかもしれない。美しい「目」と繊細な「心」を。ああそれから、意外に面白い面も。

 潤也の「目」は、相変わらず美しいけれど、鋭さが和らぎ、少し「目つき」が変わった。憧れだった存在が友になり、「目」以外の自分に自信のなかった潤也が、少し自信をつけた。「目」はまだ封印するしかないけれど、もうちょっと大人になれば、サングラスで隠すこともできよう。もしくは、もっと別の能力を身に着けて、悲劇を撃退することもできるかもしれない。僕の好きな人はこの人です、と態度で表す能力を。


 妖眼を持つ少年の物語、完。


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