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十九話目

 あの後家路についてからずっと俺の心にもやもやとした霧のようなものがかかっていた。吹奏楽部に馴染めるのか――ということだ。

 以前にも言ったとおり俺は中学の時に人間関係がうまくいかなかった。高校ではないことを期待したが、どうやらそうもいかないかもしれない。

 もし、部活に入ってまたあの時のようになったら。人間関係がうまくいかず家族や友人に迷惑をかけたら。そう思うと一歩を踏み出すのにためらいが出た。

「俺……どうしよう?」

 部活には入りたい。何より楽しそうだったし、チューバという楽器に興味がわいた。だが、同時にそういった不安も常に付きまとう。

 しかし、ここで考えても栓の無いことだ。とりあえずは風呂に入ろう。気持ちを切り替えること――それも俺が学んだ処世術の一つだ。


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