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四月、隣ニ八月。

 

 「ってなんで青夏先輩が二年のクラスに⁉」


 「アハハよろしくね。 君、名前は?」


 俺の高校には今年3年生に上がるはずの学校のマドンナ兼女バスエースがいる。だが、その彼女がなぜか二年生のクラスに()()のだ。

決して、友達がいるから様子を見に来た、という訳ではなさそう。なんせ堂々と席に鎮座しているわけなので。

さっきから生徒が無駄にこちらを凝視していたのはこのせいか。俺もついに注意目の的に、なんて、考えていたのが恥ずかしい。


 首を傾げた彼女の黒い髪が日光に照らされ、鮮やか色が一か所に集まり白く輝いている。

それはまるでダイヤモンドと見間違えるんじゃないかってくらい美しかった。これがマドンナの実力か。


 「大丈夫? もしかして、熱でもあるんじゃ」


 彼女はそそくさと席を立って、俺の真横まで来て前髪を掻き上げた。

何をしているんだろう。JKって前髪が命なのではないのか。それをなぜ俺に見せてくる。儀式か何かか?

そう思った瞬間、彼女は俺の前髪を掻き上げて__

 

「チョットセンパイ⁉ 何してるんですか」

 「ちょっとはこっちのセリフだよ! おでこ熱いよ。 熱があるかも。 ほら、保健室行こ」


 美少女の雪のような白い肌が俺のおでこに触れたのに、熱くならない訳がない。先生に一声かけた後、先輩は俺の腕をつかみ、保健室に連れて行こうとした。


 熱なんてない!と先輩の腕を払うこともできたが、先輩のご好意を無下に扱うなんて俺にはできなかった。普段、普通に過ごして美少女に保健室に連れて行ってもらうなんて展開は現れないからラッキーとかは別に思っていない。そうこれは、先輩のためである。決して俺が欲深いわけではない。

そして俺はされるがまま、教室を後にした。


結局、なんで先輩は二年生の教室にいるんだよぉ__

最後まで読むなんて……とんだ物好きがいたものですね。(※訳ご覧下さり誠にありがとうございます)


面白いな、と思ったら次回も読んでくださると嬉しいです。では……チャオ☆

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