ハルカ 『赤ちゃん言葉』と初めての『魔法』
明けましておめでとうございます。
しばらくお休みしていましたが体調を見ながらゆっくりですが投稿していけたらなと思っています。
キャッキャ、わいちゃわちゃって日本語的に表現できそうな我が家の『天使ちゃん』達は
ピーポ、ピュるりん、プーぺ、ポッポと『小鳥』のような囀り声を発しながら遊んでる。
赤ちゃん言葉は『翻訳』できないらしい。
そんなものなの? と驚いていると夫君達が『ハルカも同じ』と指摘された。
極度の訛りや方言、日本語特有の擬態語や擬音語は彼らにとっても通じないらしい。そう言えばたまにちょっとフリーズしてる時があったな、地元特有の言葉とか、だから共通語に近い表現で言い直したりしてるんだけど、ああ、なるほど夫君から見れば『赤ちゃん言葉』と同じ感じなのか。興味深いと思いながら『子供達』を見ていると
『ルース』が突然空中に浮き上がりクルクル回転しながら『パッパ』とはしゃいでる。
え〜〜〜、飛んでる? なにこれ〜〜!
思わず発しそうになった声を飲み込んで空中に浮かぶ『ルース』を凝視しているとそれに触発されたのか『レン』と『アルフ』と『エル』が次々と宙に浮かんでクルクルと回転し始めた。
まじか……
昨日、指先に『光』が灯ったって夫君達が嬉しそうに話してたよね。
『息子達』自慢してたよね。
思わず夫君達の方を見てると全然驚いていない。
なぜ?
むしろまるで『風船』を突いて遊んでいるかのように『子供達』にバランスよく浮かぶ術を教えようとしてる。
落ちたりしないようにすぐ対処できるようにはしているようだけど……
この星の子供はみんな『浮かぶ』んだろうか?
『魔力』があって『魔法』が使えるから?
いや、それにしても赤ちゃんが自力で『浮遊』出来るって……
う〜〜んと見ようによっては『浮遊』状態で『バランス』とらせるっていうのもかなりスパルタだよね。
昨日『初めての魔法』って言ってたのに、規格外すぎないか『息子達』。
いきなり四組の父子ペアが『魔法訓練』に入ったので、驚きの声も発することもできず唖然としたままその光景を見続けることしかできなかった。
『訓練』の終わりは突然だ。多分『魔力切れ』だろう。浮かんだままピースカとこくりこくりと舟漕ぎし始めた『子供達』を父親がそっと抱きしめてベッドに寝かせていく。
浮かんだまま寝ちゃうのか…… なんかすごいな。
『魔力』を使い切ると『成長期』は『増加』するらしい。
『浮遊』中、バランスを取らせることで『魔力操作』も緻密になるのだとか。
ちなみに落下防止のために『結界』を張っているらしい。
細やかだけど……
しかも寝返りや這い這いもまだなのに、いきなり『浮遊』だなんて……
この星の常識なんだろうか? そんな疑問をぶつけてみると
『魔力』の多い『王族』だと該当するらしい。
ただし、その時期は『魔力量』に関与するのだとか。
自分たちもよく『浮遊』しながら『追いかけっこ』したりしたのだとか。
まあ『夫君達』からしてみてもこれほど早く『浮遊』魔法が使えることができるだなんて驚いているのだとか。
子供達が『魔法』を使うことができてしまえば、それに合わせた『訓練』をするのだとか。
夫君達も『飛べる』らしい。『浮遊』したまま『眠る』ことも… すごい。 今度見せてくれるらしい。楽しみだ。
そんなこんなで『天使達』は時折『ピ〜パ、プーパ』と囀りながら爆睡している。
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