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鷹と一緒に異世界転生!〜相棒任せの異世界大冒険〜  作者: 貝人
第四章 獣王の統べる国
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大晦日 特別編


「もう直ぐ年末か……」


「早いね、あっという間に新年だよ」


「今年は周りに沢山大人がいるからお年玉貰えるかな?」


「洋一は良い子じゃなかったから無理だね、それに中身はオッサンでしょ」


「今は子供だ! 中身はずっと14歳だ!」


「それって厨二病だよ……」


 厨二病良いじゃないか、こんな世界だし厨二病患者の方が絶対強いぞ。奴ら鋼のメンタルと、自分の都合の良い解釈が得意だからな。


「そもそもこの世界にお年玉文化あるんですか?」


「どうなんだ、アナスタシア?」


『オトシダマ? なに? 玉を落としたの?』


 玉を落とすって何か卑猥だな。


「あっダメだこれ、この世界はだめだ!」


『なんなのよ! 日本の文化何て知らないわよ! こっちに来た勇者達だって、そんな文化広めてなかったわよ!』


「じゃあどんな文化を広めたんだよ」


『奴隷制度の改革でしょ、武器でしょ、後は探索者ギルドの創設にも関わってたはずよ。後何だっけなあ、あ獣人が好きな人間の事をケモナーって呼んでたわよ!』


 ケモナーって、なんちゅう事を広めてんだよ。間違いなくヲタクの日本人だな。


『後、だいたいの地球人が私に昔ってのじゃって言えって訳の分からない事を言ったりしてたわ』


「あーロリババアだからか。のじゃロリにしたかったんだな」


『そんな語尾つけるわけないのに地球人って皆んな頭おかしいの? 後スマホ? だっけ使えるようにしろとか、カメラで撮らせろとか、お触りは有りですか? とか聞いてきたわね』


 最後のはセクハラだな。


「そんな奴等が勇者してたのかよ……。もうちょっと人選しろよ! まともな人いなかったのかよ……」


『後はYESロリータNOタッチだったかしら? その呪文を叫びながら狂気を孕んだ目で見てきて怖かったわ』


 それは触らないだけマシな奴らなのかな?


『サクラも変わってたわよ? 称号がすぱいだーうーまんだったかしら? 変な称号だったし』


「桜さん詳しく!」


 まさか桜さんがスパイダー○ンの様なピチピチの服着てたのか!?


「……高い所に登るのが好きで、あのビルとか登ってたら週刊誌につけられた仇名みたいな物でござる」


「まさかの犯罪者!」


「もう罪は償ったし、こちらに来てるんだから時効でござる!」


「蘭、レイ先生やエレン爺いは?」


「洋一が頼んだ蕎麦打ってるよ、エレン爺いが蕎麦打ちにはまってるみたいね」


『ソバがなんなのかわからないけど楽しみ!』


『ソバが出来たら起こして〜窯で寝てるから〜』


 バーニア寝すぎだろ、熱血じゃないのかよ!


『サクラは料理しないの?』


「うっリュイ様そんな純粋な目で見ないでほしいでござる……拙者料理は壊滅的なのでござる……」


 桜さんは料理出来そうなイメージだったが、これもギャップ萌だな。


「みんなー! おソバできたわよー!」


 レイ先生の声がした。皆んなで食堂にしてる場所へ移動する。


「「「「「『『『いただきまーす!』』』」」」」」


”いただきます”


 やっぱり皆んなで食べる蕎麦は美味いな。日本のと味付けはかなり違うけど、皆んなで食べる事に意味があるしな。来年も良い年になるといいな。


♦︎



「洋一、代表して挨拶して」


「えっ俺!? 怒涛の一年だったけど、来年も皆んな元気でいこう! 来年こそは俺に彼女を!」


「はあ。洋一に任せたのがだめだった……。来年も鷹と一緒に異世界転生!〜相棒任せの異世界大冒険〜をよろしくお願い申し上げます」


『来年も宜しくね! 応援してくれないとアタチのライトニングボルトかましちゃうからね!』


「えっと、僕神界にいるんだけど来年出番あるかな? あるよね? 何で目をそらすの皆んな!」


「ヨーイチ、私最近出番があんまりないんだけど……」


「えっいやあの、きっとありますよ!」


「馬鹿弟子はまだ良いわ! 儂何てもっとないぞ! 爺いキャラが皆んな儂より個性的過ぎるぞ!」


「それは俺に言われても……」


”来年も応援よろしくお願いします、微力ながら新しい神として頑張りますので。皆様良いお年を!”


♦︎


『柊君達は皆んな個性が強いなー! 来年も僕がバリバリ活躍するからね!』


『えーずるくない? 儂立場的にバリバリいけないんだけど』


『ヨーイチ君への愛は世界一イイイイイイイイイイイイ!!』


『商売人の皆さんが繁盛するよう祈っとるでー!』


「ーーークックック良い年にするんだぞ」


「赤髪は何処だー!!」


 うっ濃ゆい、めちゃくちゃカオスな空間だぞ……。


「めちゃくちゃ濃過ぎる! 紗香さんが綺麗に纏めたんだから大人しくしてくれー!」


「ヒッヒッヒ私や勝利を呼ばないなんて酷いなあ」


「出ても大丈夫ですか?」


「ピエロお前はややこしいから出るな! 勝利君は必ず助けるから大人しく待ってて!」


「はあ、洋一皆んなの相手してあげて。来年も毎日更新を心がけますので、宜しくお願いします!」

今年は大変お世話になりました。

皆様のおかげで総アクセス20000pvを超えました!

本当にありがとうございます!

これからも楽しんで頂ける様努力していきます!


来年も宜しくお願いします!


皆様良いお年を!

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