ブクマ300件突破記念回!
「ブクマ300件突破記念……! 圧倒的感謝祭!」
「300件超えたのってだいぶ前よね……」
いや、そのあのね……改稿やら毎日の更新やら……
「そう言ってゲームをしてたのよね」
「蘭やめろ! やっと買って貰えたゲームなんだぞ!」
「作者には反省してもらわないととね……」
ぴぎゃっ!!
「らっ蘭なんて事を……! いくらムカついたからって……!」
蘭が作者のアレを爪で……色々な意味でグロいな。
『なに? 番外編? アユウ、俺達出ていの?』
『えっわかんない? 楽屋に置いてあった紙に出ていいよって書いてあったし、いいんじゃない?』
『何か貝? 人間が、局部から血を流して倒れてるんだけど? なにこれ? 生き物?』
二人が作者を棒でツンツンしている。
「あっ、アユウさんとソキンさんこんちゅーす!」
『こんちゅ? 昆虫食べたいの? ヨーイチ君はイナゴとか好きな方? 僕が住んでいた地方では幼稚園の授業の一環でイナゴを取りに行っでたよ』
「えっ?」
『えって俺達の地方じゃ当たり前だよな。イナゴが弁当に入ってたら大当たりだし』
イナゴが弁当に入ってる!? それって嫌がらせじゃないのか?
「人間ってなんでも食べるのね……」
鳥類である蘭が引いているぞ!
『で? なんで俺達呼ばれたの? 虫トークしろって事?』
「いやいやアメトークみたいに言わないでください」
『アメトーク楽しいよね』
だめだ、突っ込みが足りない! この二人を相手に俺一人じゃだめだ! アナスタシア召喚!
『ちょ、なんで私が呼ばれなきゃいけないのよ……って! なにこのイケメン二人! ちょっと紹介してよ!』
アナスタシアが二人の顔に見惚れてモジモジしている。
『女神のお嬢さんこんにちわ。ソキンと申します、以後お見知り置きを』
華麗に一礼するソキンさん。悔しいがめちゃくちゃかっこいい。
『俺の名前はアユウ。可愛らしい女神さん、よろしくな』
アユウさんが笑顔でサムズアップしている。なんなんだよ、この二人イケメン過ぎるだろ……
『あっ私、あのアナスタシアって言います。元女神なんですけど、あのよろしくお願いします……』
こいつ! 猫撫で声を出しやがった! なんだよその乙女な反応! いつもならぎゃーぎゃー騒いでるだけなのに!
『素敵な挨拶ありがとうな』
アユウさんがアナスタシアの頭を撫でる。
『はわわわわわ!』
アナスタシアの顔が真っ赤になったぞ……
「コイツは、直ぐお漏らしするけどめちゃくちゃ頑張ってる女神ですよ」
俺の一言にアナスタシアの瞳の光が消える。あれ? 褒めたんだけど、褒め方が足りなかった?
「普段ぐうたらでやる気がないけど、やる時はやる凄い女神なんブベラッ!!」
『ばかああああ!!』
アナスタシアにビンタされた……何故だ!
『いやー空気読めないとは思ったけど流石に引くわ』
アユウさんがドン引きしている。
『ヨーイチ君、もうちょっと女心を勉強しようね?』
ソキンさんには優しく諭されるが、女心なんてわからねえよ! だって童貞なんだもん!
「はあ……これからも私達の冒険を応援してください。またいつも応援してくれる方々、本当にありがとうございます」




