エイプリルフール
世界は核の炎をに包まれた……! 命からがら逃げ出す洋一と蘭。世界は地獄の業火にやかれていく!
「俺は、なにもできないのか……! 光一は、俺達を庇って……!」
「洋一、まだ諦めちゃだめよ! 私達が戦わないと!」
「大和さんも師匠も玄同さんも、皆んな、皆んな、○仮面の力を手に入れた、大悪魔アルテミスに殺された……! 波○が無い俺達の力じゃ、勝てないんだよ!」
地面に拳を叩きつける。
「洋一!」
蘭に頬を叩かれる。
『ヨーイチ君……今こそこのブラジャーとパンティで、変身するんだ……』
ぼろぼろになったエロスが渡してきた物はいつかのブラジャーとパンティだった。
「洋一! 変身して! 戦えるのは貴方しかいないのよ!」
俺は愛する人のパンティとブラジャーを装着する。
「フォオオオオオオ!!」
「戦え! 洋一!」
「トウッ! 大悪魔アルテミスお前を許さない! 喰らえ必殺変態ゴールドアッタク!!」
飛び上がり身体を弓形に逸らし、アルテミスの顔面に股間を押しつける!
「フォオオオオオオ!」
「この粗チンがああああ!!! エエイ! 貧弱貧弱貧弱貧弱う!」
アルテミスの背後に現れた幽霊にぶっ飛ばされてしまう……。
To Be Continued
「これは色々ダメなんじゃないか? 今までのが可愛く見えるぞ?」
「ノリノリだった癖に」
「エイプリルフールだから良いかなって」
「いつか刺されるわよ」
「怖い事言うなよ!」
「洋一君?」
地獄の底から、響いてきたような声。
「ひゃっ!」
デビルモードの桜さんが仁王立ちをしている。
「エイプリルフールですよ?」
「その網タイツ、パンティ、ブラジャー、全て私のなんだけど? まだ懲りてないのかな? 八つ裂きにしなきゃわからないかな? かな?」
「アババババアババババ! お許しを!」
「このドグサレ外道が……! オラァ!」
「ヤダッバッあああああああ!!!」
「エイプリルフールだからって人の物は勝手に使ったらダメよね」
「オラァ! オラァ! 君が泣いても殴るのをやめない!」
「ぶげらあ……




