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鷹と一緒に異世界転生!〜相棒任せの異世界大冒険〜  作者: 貝人
第七章 闇に堕ちた国
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ホワイトデースペシャル 君は白い物がわかるかな?


『ホワイトデースペシャルだよ! ヨーイチくううん!』


「なんで冒頭の土頭がエロスなんだよ! 蘭は? リュイは? レイ先生は? この際アナスタシアでもいいんだが、誰か女性はいないのか!?」


『いないよお! 今日は男パラダイスさ!』


「いやじゃあ俺、帰りますから勝手にしてください。むしろ勘弁してください」


『ダメーデース! そんな怠惰は許しませーん! 僕の愛が、君を逃さない!』


「怠惰じゃねえよ! 恐怖だよ!」


『あちらをみてくださいー』


「グイグイ進めるな!」


 エロスが指を指すと、そこには裸で十字架に貼り付けられた光一がって光一いいい!


「おい! 光一大丈夫か? エロスにやられたのか?」


「大丈夫、洋一君、僕がいなくても変わりはいるもの……」


 謎の言葉を残して消える光一


「なんで急にパロッて光一イイイイイイイイ!」


『彼方をご覧くださああい!』


 今度は、テーブルで派手な髪の学生とカードゲームをする亮がいる。


「亮! お前の負けだ! マインドクラッシュ!!」


「オーノーオオオオオオオオオオ!!」


「亮、大丈夫なのか? なんであの人の髪型は重力に逆らう事ができるんだ? マインドクラッシュって精神破壊だろ!?」


『さっ次次』


「あっ豪爺いっ!?」


 何故か豪爺いが、半袖短パンでゴルフクラブを持っている。


「俺が、ほんまのプロゴルファーや!」


「えっえええ。豪爺いの半袖短パンは見たくなかったな……ってエロスさっきから、なんなんだよ! ホワイトデー関係ないだろーが!」


『関係ない? 関係ないと思うのヨーイチ君? 怠惰ですよー!』


「お前怠惰って言いたいだけだろーが!」


『さっ次はこの方!』


「洋一君、僕達は友達だ!」


 変な手の書いたマスクをしてるけど、アレ師匠だな。師匠じゃなきゃ絶対に、あのマスク被って動けないし。しかも恐ろしく棒読みだ。


『ちょっと貴方、やる気出してもらわないと困りますよ! 台本通りにブベラ!』


 あっエロスが、師匠にぶっ飛ばされた。


 師匠は、マスクを捨てて消えて行った。多分めちゃくちゃ機嫌悪いな。


『痛たたたた、これだから野蛮人は困るよ。ホワイトデー楽しかったかな?』


「楽しくねえし意味がわからねえよ!」


『ええええ。ヨーイチ君の記憶の白っぽいのを再現するのに協力して貰ったのになあ。R18な事する訳にもいかないしさー』


「エロス、ホワイトデーに白はあまり関係ない。バレンタインデーの御礼として、男性が女性に贈り物をする日だぞ? だからエロスは最初から関係ないんだよ!」


『嫌だ!』


「嫌だって言われても、そう言う日なんだよ! 諦めろよ!」


『抱いてよ!』


「抱かねーよ! なんで抱かなきゃいけないんだよ!」


『抱かせてよ!』


「抱かせてよって、やだよ! お前なんなんだよ! 誰か、誰か助けてえええ!」


 こうして、洋一はリングの上で真っ白な灰になった。そうツッコミに全てをかけて、燃え尽きてしまった……。

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